2016.12.20 [ 南信州の林業 ]
長野県ハンター養成学校 南信濃で猟体験!
林務課です。
だんだんと減少している「銃猟者」(猟銃を所持して、野生動物を捕獲する人)を確保するため、長野県ハンター養成学校による様々な講習が県下全域で行われています。
12月4日(日)は飯田市南信濃の山林で、「巻き狩り猟」の実習が行われました。
参加者は6人、若い人が中心です。
指導する講師は、飯伊連合猟友会南信濃支部から9名の会員のみなさんにお越しいただきました。
70haもの広大で急峻な森林内に、人間が配置され、猟犬と勢子(上から動物を追いたてる役)が、野生動物(ニホンジカ、イノシシなど)をその配置網に移動させます。
犬をコントロールしながら、地形をしっかりと理解しているハンターが、無線で連絡を取り合いながら、猟をする様子は、緊張感に満ち溢れています。貴重な猟の体験ができた参加者は、それをしっかりと受け止めていました。
約3時間、猟を行い、ニホンジカを2頭獲ることに成功しました。シカをはじめて見る参加者も多く、大きなオスジカに驚いていました。
それらのシカは、「解体の講習」後に、参加者にもおみやげとして渡されました。
南信濃支部のみなさんは、「獲れてよかった。なんとか、獲るところを見せたかった。」と大喜びでした。
また、参加者からも「こうした技術を身に付けたい。早く狩猟免許を取りたい。」など、前向きな感想をいただきました。
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