2026.07.08 [ 南信州の観光・自然・花その他 ]
南アルプス塩見岳の植生復元ボランティア活動に参加してきました!!
農地整備課のGGYです。
7/3(金)~7/4(土)の二日間、南アルプス塩見岳(標高3,052m)の伏工修繕作業に参加してきました。
今回活動に参加したのは、ボランティア7名と環境省4名の計11名。初日は大鹿村鳥倉林道終点の越路ゲートから入山、三伏峠のお花畑や烏帽子岳の植物を観察し三伏峠小屋泊。
翌朝は2時半に朝食を食べ、3時半に小屋を出発。6時過ぎに塩見小屋に到着し、椰子マットをザックに詰め込み塩見岳東峰を目指しました。8時から現地で伏工修繕を行い、10時半に下山開始。以前設置した伏工の止めピンが劣化し、見苦しい状態となっていたことから回収した古い止めピンは参加者全員で小分け(80Lザックの1/3になる量でした)して自宅へ持ち帰りました。
古い椰子マットがめくれた箇所は土壌浸食が進まないよう、付近にある石で頭部を押さえました。天候も心配しましたが、富士山を眺めながら心地良い作業が出来ました。


【三伏峠小屋の管理人 宗像充さん】【参加したボランティアと環境省の皆さん:三伏峠小屋前】
三伏峠のお花畑では、防鹿柵内でシナノキンバイ(黄色)、オオカサモチ(白色)、ミヤマクロユリなどが確認できました。




防鹿柵の内側と外側ではニホンジカの食害の凄さを実感できます。


ミヤマクロユリも柵内では大分開花株が増えました。


三伏峠小屋では「yamawarau coffee roaster」(長野県伊那市富県)の美味しいコーヒー(一杯500円)を頂きました。


夕食(カレー)後は、消灯(19:30)ギリギリまで人生を語り合いました!!


三伏峠を未明に出て、約3時間。塩見小屋に到着。ガスを抜けて、南アルプスの山々や遠くに中央アルプスも望めました。


塩見小屋で椰子マットを切り分け、ザックに詰め込んで、塩見岳東峰を目指し、いざ出陣!!


塩見小屋から山頂までの岩場には可愛らしい高山植物が咲き乱れていました。


【ツガザクラ】 【イワヒゲ】


【ハクサンイチゲ】 【イワウメ】


【富士山をバックに咲くキバナシャクナゲ】
伏工修繕箇所は塩見岳東峰から北方(北荒川岳側)に10分ほど下った場所です。


以前、伏工を施工した箇所の生分解性プラスティック製ピン(椰子マットを固定するためのもの)が折れて見苦しくなっていたため、今回、折れたピンを回収しました。


ピン回収後、伏工(椰子マットの設置)を行いました。


椰子マットが登山者の邪魔にならないよう配慮して設置し、石を上にかぶせます。古い椰子マットも再利用し、伏せ直しました。※石を置くことで多様な環境が形成され、飛来した種子の発芽を促進します。


回収したピンは参加者で分けて持ち帰り、処分しました。


下山時にも可愛らしい花が咲いていました。


【タカネツメクサとベニバナイワウメ】 【ミヤマオダマキ】
西峰直下の岩場は危険なので登りの方と譲り合いながら慎重に下りました。塩見小屋で休憩後、再び登山口に向けて下山。


三伏峠小屋に着くと、少し前に登山口の越路ゲートにクマが出たとの情報が!!そして、16:30、無事に登山口に到着!!


7月の3連休は聖岳のボランティア活動に行ってきます!!
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課水利防災係 TEL:0265-53-0419
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