2021.11.09 [ その他 ]
~南信州 高森町ではヒノキの種が生産されています~
(写真 実を採取する様子)
(写真 高所作業車を使って実を採取する様子)
白い袋の中には、実がぎっしり!
写真に写っている白い袋は、害虫から実を食べられないように5月に被せたものです!!
ヒノキの天敵は、皆さんもよく知っているカメムシなんですΣ(・□・;)
鈴なりに実をつけるヒノキはカメムシにとって格好の繁殖場所になるんです💦
カメムシは、球果にストロー状の口を刺し、種の内容物を吸い取ります👄
食害がひどい場合には、発芽率が10%以下まで低下するそう・・・( ;∀;)
(写真 球果についていたカメムシ)
袋を掛けなかった枝には、今年生まれたばかりの若いカメムシがウジャ×2💦
体は小さく可愛いものの、やっぱり臭い、、、👃
採取した実を乾燥させると球果は開いて種が採れます🌲
この種が、長野県内の苗木の生産者のもとで育てられます。
大切に育てられた苗木は、2年から3年ほどで山へ植えるため出荷されるんですね🌲
もしかしたら、皆さんの身近にあるヒノキの家や製品の中にも、ここ南信州高森町で採取された種から育てられたヒノキを使用しているものがあるかもしれませんね!
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404