南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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南信州”登山”日和Vol.4~親子の登山日誌(秘境の山小屋から赤石岳)前編!!

農地整備課の中年Yです。

9月3日(火)~5日(木)の三日間、夏休みを利用して南アルプスの赤石岳(標高3,120m)へ行ってきました!!

赤石岳は南アルプス(赤石山脈)を代表する山。取り付き易い静岡県側からの登山ルートが一般的ですが、今回は南信州側(大鹿村)から赤石岳へ通じるルートを紹介します!!

赤石岳は日本最高所の一等三角点が設置(※富士山頂は二等三角点)されており、長野県側からは英国人の宣教師であったウォルター・ウェストンが小渋川を渡って登ったことでも有名です。
日本百名山の著者である深田久弥氏は赤石岳について「南アルプスは赤石山系である。その赤石山系の名の起りの赤石岳である。南アルプスの宗家としての風格を十分にそなえている。」と評しており、山の深さや大きさは登ってみると実感できます!!

初日は息子と自宅を4時に出発。農地整備課の若手Mと4時10分に合流。まず、大鹿村へ向かいます。

当初はウェストンが辿った小渋川を渡って赤石岳を目指す予定でしたが、川が濁っていたため予定を変更。鳥倉林道終点から荒川岳方面を目指すことにしました。

林道終点で登山計画書を提出し、5時55分に出発。9時過ぎに三伏峠小屋(標高2,607m到着し、小屋の管理人さんと今週末に控えたボランティア作業の話をしながらコーヒーを御馳走になり、一息入れました。

三伏峠のお花畑では、防鹿柵の中でタカネマツムシソウが咲き誇っていました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

三伏峠から40分ほど烏帽子岳(標高2,726m)に到着(10:00)。山頂では、雲海に浮かぶ富士山を望むことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

烏帽子岳から約1時間半で小河内岳(標高2,801m)に到着(11:30)。この小屋の営業は8月いっぱいまでなので、出入りは冬期用の2階からだけになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後もひたすら尾根道から樹林帯を潜り抜け、本日の宿となる高山裏避難小屋を目指します。大日影山から板屋岳(標高2,646m)への鞍部から来た道を振り返ると、小河内岳の雄姿を望めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

板屋岳を過ぎてからは下り道が続き、14時35分(歩き始めてから8時間40分)森の中にひっそりと佇む高山裏避難小屋に到着です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は小河内岳からこの小屋に至るまでの間は誰にも会わず、泊りも貸し切り状態。南アルプスの中でも非常に奥まった位置にあるため、まさに秘境の小屋といっても過言ではないでしょう!!この小屋も営業が8月末までですので管理人さんは居らず、冬期使用ではしごを使って2階からの出入りとなります。(冬はここまで雪が積もるんですね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

荷物を降ろした後は、5分ほど下ったところにある水場に向かいます。森を抜けると突然オアシスが現れました!!透き通った水が湧き出るように流れていく様は、まるで楽園そのもの。これまでの疲れが一気に吹っ飛んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

水を汲んだ後は、小屋に戻って宴の準備に取り掛かります。ディナーは遠山ジンギス!!飯田の焼肉文化はここでも健在です。

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の前には日除けとなる木立もありベンチでの食事はまさに贅沢そのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

21時過ぎには満天の星空を、ほんの10分足らずですが堪能することができました。街の明かりが一切届かない森の奥だからこそ味わえる見事な星空でした。

翌日は1時に起床し、朝食後2時17分に小屋を出発!!荒川前岳(標高3,068m)頂上からの御来光を狙います。途中樹林帯の中から星空を眺めながら歩を進めました。

そして5時前に前岳に到着するころには東の空が明らんできました。日の出が近づくと悪沢岳方面に滝雲が架かり始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

5時19分の御来光とともに滝雲が朱色に染まりだしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽の右手には富士山も見えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、大スペクタクルが待っていました!!・・・後半へ続く。

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