2013.06.07 [ 南信州の観光・自然・花 ]
「八十二の森 活動」で新緑を楽しみやすくなりました♪
<森の巡視員だより>
大平峠県民の森は新緑の最も美しい時期を迎えています。
5月25日(土)に、4年目、通算7回目の「八十二の森」活動が
八十二銀行主催により森の持ち主の財産区や、飯田市や県の職員等、総勢80名程が参加をし開催されました。
今回も、多くの皆さんに参加していただきました。
この日の主な作業はササ刈りと展望スポットの見通しを悪くしている低木の伐採です。
大平峠県民の森で一番の展望スポットである「夏焼山(なつやけやま)」頂上付近と、
誰でも気軽に散策を楽しめる「コケの沢コース」方面の二手に分かれて作業開始です。
森を訪れる皆さんが気持ちよく安全に散策して、景色を楽しめるようにササ刈りをしました。
夏焼山チームは作業場までの山登りが一仕事ですが、まぶしい新緑の登山道を元気に進みました。
毎年、女性参加者も多く、登山の疲れも何のその
皆さん手際よくバリバリと作業を進めました。
作業後の様子。1枚目の美しい写真も作業後の様子です。
ササ刈りによって散策路が広く気持ちの良い道になりました。
夏焼山頂上での展望。共に3千m峰である御嶽山(左)と乗鞍岳を望むことができます。
「八十二の森」活動で視界が開けて、さらに良い展望スポットになりました。
コケの沢方面のチームもササ刈り等に力を振るいました。
作業後はすっきりと通りやすくなりました。
毎年の「八十二の森」活動で沢が気持ちよく身近に楽しめるようになりました。
コケの沢コースは駐車場のある広場のすぐ近くにあるなだらかな遊歩道で、スニーカーで
気軽に短時間でリフレッシュできる水辺のスポットです。
これらの樹名板は去年の活動で八十二銀行の皆さんが倒木を輪切りにして、文字を彫って作ったものです。
味のある手作りの名札を30枚ほど取り付けました。木々をより身近に感じられるようになりました。
時間一杯作業をして夏焼山から最後に戻ったチームの女性からは笑顔とともに「楽しかった」との声、
コケの沢で先頭に立って力強く鎌を振り続けていた班のリーダーからは
「こういう活動、好きなので別の地域での活動も入れて、今まで全て参加している」などの声が聞かれました。
この活動は県が進めている「森林(もり)の里親促進事業」によるもので、
環境保全活動に熱心な企業の応援を得て、企業と地域が交流を深め、新しいかたちの森林づくりをしていくためのものです。
◆「大平峠県民の森」へのアクセス
・自動車をご利用の場合
中央自動車道 飯田インターから 約1時間
中津川インターから 約1時間
<本件に関するお問い合わせ先>
下伊那地方事務所林務課林産係
TEL:0265-53-0424
FAX:0265-23-3393
メール:shimochi-rimmu@pref.nagano.lg.jp
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