2018.04.20 [ 南信州の観光・自然・花 ]
残したい自然(オドリコソウ)
農地整備課の中年Yです。
4月16日(月)の昼休みに合庁近くを散策しました。
毎年楽しみにしている野の花が今年も咲いてくれました!!この花の名前は「オドリコソウ(シソ科)」です。花の形が独特でまさに野原でたわむれる”踊り子”といった感じを受けます。
オドリコソウは日本原産の花です。
希少植物の扱いにはなっていませんが、依然、南信州の植物調査を共にした飯田市美術博物館の元学芸員の方は最近あまり見かけなくなった植物でこれだけの群生地はこの辺では珍しいと言っていました。
いつまでも変わらない姿でいて欲しいと願っています。
なお、どこにでも見かける外来種(明治時代にヨーロッパから渡来)のヒメオドリコソウ(シソ科)はオドリコソウに比べて大分小さくしかも花がほとんど目立ちません。(下の写真参照)
【中心の黄色の花がオドリコソウで両脇がヒメオドリコソウ】 【外来種のヒメオドリコソウ】
春真っ盛りの南信州です。たまには、目線を低くして観察すると、意外な発見に出会えるかもしれませんね!!
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