2016.10.17 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス高山植物保護ボランティアに行ってきました~塩見岳(第2弾)~
農地整備課の中年Yです。
10/8(土)~10(月)の3日間、南アルプス塩見岳(標高3,047m)へ高山植物保護ボランティアに行ってきました。
前回、9/17~19で作業を行いましたが、豪雨で作業を延期した山頂直下の植生復元ネット敷設が今回の目的です。
初日は三伏峠小屋まで登り、2日目に山頂まで行って作業を行う予定でしたが、初日から降り続いた雨が2日目の8時を過ぎても止まないので、2日目の作業は諦めて予備日の最終日に作業を行うことに決定しました。
【10/9 夕日に染まる塩見岳】 【10/9 ガス湧く小河内岳】
10/10朝3時に外に出ると満天の星空で、オリオン座が特に美しいのが印象的でした。(この美しさを皆様にお伝えできないのが残念!!)
5時に朝食を摂り、5時半に三伏峠小屋を8名のボランティア隊員が山頂を目指して出発します。
【10/10 朝日に映える雲海と中央アルプス】 【10/10 塩見岳の肩から御来光】
途中の塩見小屋には7時10分に到着。前回の作業でデポした、椰子マットを取りだし、ザックに詰めますが5㎡分のマットを入れると、80Lのザックもパンパンです!!
【椰子マットを入れたザック】 【ナナカマドが色づく塩見小屋と塩見岳(中央奥)】
小屋の管理人さんの話では、この日(10/10)が初氷とのことでした。(寒い!!)
【小屋の脇で見られた初氷】
小屋から上は危険な岩場の難路が続き、重心の高いザックに頭を振られながら、やっと頂上に到着しました!!
【塩見小屋上部から山頂へ続く岩場】 【塩見岳西峰山頂】
ここから、作業現場はすぐです。他のみんなが到着するまで眺めを楽しみます。
【10/10 雲海上の富士山】 【左奥は仙丈ケ岳、中央右は蝙蝠岳へ続く尾根】
以前に張った椰子マットで紫外線等により劣化が進んだ箇所へ、今回は椰子マットを二重にして貼り付けました。留ピンは成分分解性のもので自然に優しい素材です。風もほとんどなく、気持ちよく作業が出来ました。
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