2016.10.14 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
~上清内路の手作り花火(阿智村)~南信州民俗芸能【2016秋】①
地域政策課のDkです。
10月6日(木)の夕刻、阿智村の上清内路にある諏訪神社に行ってきました。
目的は、県の無形民俗文化財「上清内路の手づくり花火」です。
通常、観覧は住民や関係者等に限定されていますが、今回上清内路煙火同志会の皆さんのご好意によりその機会をいただくことができました。
到着すると、境内はすでに観客でいっぱいです。
開始まで少し時間がありましたが、スタービレッジ阿智の「満天の星空」を眺めているとあっという間に時間が過ぎていきました。
さて、午後7時半、いよいよ花火のスタートです。
まずは、神社から離れたところに設置された打ち上げ花火から
打ち上げと同時に住民の方のユニークなコメントが読み上げられ、境内は終始和やかな雰囲気でした。
打ち上げ花火が終わると、いよいよ本命の境内に設置された仕掛け花火の始まりです。
初めに点火されたのは、紫色の「ぶどう棚」という花火
この色を出す技術は、門外不出だそうです。
「鮮やかさ」と「儚さ」が同時に表現されているような、幻想的な灯りでした。
この後も続々と仕掛け花火に点火されていきますが、仕掛けの種類がほんとに多く、見る人を楽しませてくれました
この花火は、小・中・大の3つの車輪に設置されていて、花火の噴射によって車輪が回転する仕掛けになっています。
火花を散らしながら回転する様子はとても迫力がありました!
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