南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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【信州の山 新世紀元年】 ヤマアジサイ咲く”山の寺”隣政寺

こんにちは!商工観光課です。

花の名所で知られる高森町の名刹 ”山の寺”天台宗普門山 隣政寺(りんしょうじ)へ、ヤマアジサイに会いに訪れました (6/21撮影)。

山門の前には、町の名木である二本の門前杉がそびえ立っています。

「山の寺」と呼ばれる当寺 開山は天正元年(1573年)日得上人により日蓮宗として開山、元禄年間に天台宗に改宗、以後山吹藩 座光寺氏の祈願寺として崇敬を得たとされます。現在の本堂は明治27年(1894)再建、名工”木曽亀”として知られる木曽出身の宮大工 坂田 亀吉の最後の仕事だそうです。

本殿向拝の左右の蝦虹梁(えびこうりょう)には生々しい迫力の昇り竜・降り竜の彫刻が!!全国に名を知られた諏訪立川流の彫刻師 立木音四郎種清の作です(立川二代和四郎冨昌の弟子で、姓は立木だが立川姓を名乗ることを許されたほどの逸材であったと伝えられます)。

本堂隣の不動堂(蚕玉堂)には不動尊とともに蚕玉神(こだまがみ 養蚕の神)が祀られています。隣政寺は標高890mで冷涼な山中のため、古くから広く飯伊在住の養蚕農家の蚕種を風穴に預かり保存していたそうです。(高森町誌によると、江戸時代の旅行家で民俗学の元祖と言われる菅江真澄(すがえ ますみ)の遊覧記「伊那の中路」の中に、山の寺で蚕種を預けて貯蔵する旨の記載があり、天明3年(1783)には既に行なわれていたことがわかります)(右)は庭園横の風穴。

境内ではササユリが見頃でした。

境内を出て右手の山道(旧参道)の緩やかな坂を下りてゆくと、道沿いにヤマアジサイの花が続いています。

青 紫 赤 白 黄・・・微妙に異なる色合いがアジサイの魅力ですね。

”紫陽花は七変化”の言葉のとおり、紅ヤマアジサイは初めは白く、そのあと紅く染まってゆくそうです。

旧参道沿いには西国三十三カ所の観音石仏が安置されています。それがまた、いいお顔、お姿をされているんです♡

 

モミジイチゴの実の熟する時季、懐かしい甘さです。

道を二つに分ける追分に出ますが、町道を横切りさらに旧参道を下ると四季の花(今は青いヤマアジサイ)咲く「哲学の道」となりました。

ヤマアジサイの見頃は例年6月中旬ですが、今年は春先より朝晩涼しい気候が続いたので、これからが見頃だそうです。清々しい山の気に満ちた歴史あるお寺への参拝とともに訪れてみてはいかがでしょうか。

【隣政寺(りんしょうじ)】
 下伊那郡高森町山吹2357  TEL 0265 (35) 5362

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