2015.07.09 [ 飯田合庁だより ]
最新のプレカット加工施設が完成しました!
林務課のA.Tです。
長野県では、長野県産、地元産の木材の需要を増やすため、木材の加工施設の整備や木質バイオマスを使用する施設の整備などを支援する事業を実施しています。
そのひとつとして整備中であった、喬木村にある飯伊森林組合の「プレカット加工施設」が、このたび完成しました
プレカット加工施設とは、木造住宅を建設する際、大工さんが主に柱や梁桁材を現場で加工しなくていいように、あらかじめ継手・仕口部分を正確にカットできる施設です
現在の木造建築ではプレカットされた材木を使うものが主流となっていますが、今回完成した施設は、さらに耐震補強対応のプレカット加工もできるものとなっています。
先日、完成した施設の状況確認のため、工場にお邪魔してきましたので、ご紹介します ↓
広い工場の中には、さまざまな加工ができる機械が並んでおり、
それらの機械でカットしたものは、家の骨組みの連結部分となるもので、それぞれ複雑な形状のものばかり。
そして、これらプレカット加工した材木を組合わせて、試験的に組み立てられた小屋がこちら ↓
設計図さえ用意すれば、あとはシステムで自動的に必要な材木を割り出し、カットまでしてくれるんだそうです。
木材の地産地消に大きく貢献してくれそうなこの施設。
家づくりをご検討中の方は、ぜひ地元産にこだわってみていただけたらと思います
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