2019.12.19 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南信州産ハナタケ出荷開始!
南信州農業改良普及センターのHです。
以前、当管内から正月用花木として南天が出荷されていることをお伝えしました。
今回は出荷が始まったばかりの花竹(ハナタケ)をご紹介。
収穫が終わった後の竹林。普通の竹と枝ぶりが違うことがわかりますか?
こちらが普通の竹林の姿。
出荷には、管内に自生している(モウソウチク)という竹を利用します。
春先、顔を出したタケノコが大きく成長した頃、横に伸びた枝を2節残して切り落とすと、こんな姿に…。
切ってきた竹は1m程度に切りそろえて水揚げをします。
水揚げが難しい竹には焼きミョウバンを使用。(焼きミョウバンのほかにも塩や酢を使う方法があるそうです)
水揚げの様子を確認
5本一束にして出荷します。
荷崩れしないように胴締めしてから、箱に入れて出荷します。
生産農家は、松川町生田地区などに約15戸。
出荷のピークは12月16日頃。長野市や中京・関西方面を中心に約400箱を出荷。
本日の名古屋行き!
南信州も毎朝霜が降りるようになり、遠くに望むアルプスの頂は、日に日に白くなっていきます。
松川町生田から望む中央アルプス
竹の花言葉は「節度」「節操のある」。
縁起物の松竹梅の「竹」。
一年の計を立てる、お正月には相応しい植物ですね!
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404