2014.11.11 [ 南信州の食・味・お土産 ]
おいしい記者会(10月31日開催)
地域政策課のHKです。
毎月行われる定例記者会にあわせて、「おいしい記者会」と題し、地域の特産物を実際に記者の皆さんに味わっていただき、新聞等で宣伝をしていただいています。
※「おいしい記者会]の様子は、こちら
10月にご紹介するのは・・・「清内路かぼちゃ もちパイ」です。
まず、清内路かぼちゃについて、ご紹介します。
県の伝統野菜に指定されており、明治期に北海道に導入された「デリシャス」というセイヨウカボチャが、阿智村清内路に土着したものと思われます。
出づくりの畑(春~秋までの農林業用の仮住まい)で、自家採取で種子が受け継がれてきました。
(清内路の出づくりの家と畑)
ゆでるとホクホクしますが、煮崩れはしにくく、地元では主に煮物にして食べます。
日持ちのよいかぼちゃで、冬至まで保存できます。
果実はハートの形をしており、果皮の色は灰緑色で、果肉は鮮やかな”だいだい色”をしています。
果皮色が、だいだい色の品種(ゴールデンデリシャス)もあります。
風通しのよい室内で追熟させると、塩茹でするだけで甘みを感じることができます。
続いて、もちパイについて御紹介します。
飯田市の菓子店「船橋屋」が開発した、”もち”をパイ生地で包んだ和菓子で、これまで大福と草もちが通年商品として販売されてきました。
今回、長野県中小企業振興センター・マーケティング支援センターの下沢消費財販路開拓推進員から、伝統野菜である清内路かぼちゃの活用を相談されたことをきっかけに、地産地消につなげたいとの思いから、船橋屋で商品開発を始めました。
結果、清内路かぼちゃの甘味を生かした商品の開発に成功し、「清内路かぼちゃもちパイ」として10月中旬から販売を開始しました。
実際に食べてみました!
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