2019.12.11 [ 南信州の食・味・お土産 ]
まさか?これはキャビア?高森町で?
南信州農業改良普及センターのHです。
高森町のシクラメン農家、仲平さんが、こんなものを見せてくれました。
これは何ぞや?
まさか?キャビア?高森町で?
と驚く私に、仲平さんが種明かしをしてくれました。
「これはフィンガーライムと呼ばれるオーストラリア原産の柑橘類。粒状の果肉と、色彩豊かでプチプチとした食感がキャビアに近いことから『キャビアライム』『フルーツキャビア』『森のキャビア』とも呼ばれます。プチっとはじける果肉が様々な料理に彩と爽やかさを添えてくれるため、高級料理店での高級食材としての需要が急上昇中です。」とのこと。
←果肉もいろんな色がありますが、外皮にもいろんな色があります
←外皮が赤いものは果肉がピンク、緑のものは果肉が黄色っぽいものが多いようです
私も一口いただきましたが、とても上品な酸味があり、とてもさっぱりしています。高級料理に使われていれば、さぞや話題になることでしょう。
←シクラメンのハウスの一部を使って苗木を増やしています
←栽培から数年経過したものは、かなり大きくなっています
仲平さんは本業のシクラメンの副業として、数年前からこのフィンガーライムの栽培を始め、今では40品種も育てているそうです。
これからは果実での販売のほか、鉢植えでの販売も本格的に開始するそうです。
一般のご家庭でも、冬凍らせないようにすれば、十分栽培できるそうで、噂を聞きつけて鉢植え苗の注文も増えているんだとか。
興味のある方は、ぜひ仲平さんのfacebookをご覧ください!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004226887098&lst=100005009257681%3A100004226887098%3A1574751522&sk=timeline
←高級料理店では、こんなふうに使われるとか。(画像は仲平さんからいただきました)
近い将来、高森町の新しい特産品になる日が来るのかも?!
【おまけ】
ちなみに訪問した日は、出荷を間近に控えたシクラメンが、豪華に咲き誇っていました。
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