2019.05.15 [ 南信州の食・味・お土産飯田合庁だより ]
「夏も近づく八十八夜」南信州のお茶摘みが始まりました!
南信州農業改良普及センターの「いっちゃん」です。
木々の新緑も濃くなり始めた5月。天龍村の中井侍地区では、6日(月)からお茶摘みが始まりました!4月上・中旬に気温が下がったこともあって、昨年より5日遅れでスタート。間もなく南信州の他の地区でもお茶摘みが始まり、1年で最もにぎやかな季節を迎えます。
天龍村中井侍地区は、急傾斜地に茶畑が連なり、民家が点在する独特な景観を織りなしています。
傾斜地の茶畑(同地区、天龍村役場提供)
5月9日のお茶の様子(天龍村中井侍地区)
お茶摘みの様子(同日、同地区)
摘み取った茶葉は工場で加工され、6月頃には「新茶」としてAコープなどに並ぶ予定です。
南信州の傾斜地で栽培されるお茶は「山茶(やまちゃ)」と言われ、あっさりとした風味が特徴。ぜひ、お買い求めください!
また、飯田合同庁舎1階の売店では、JAみなみ信州の赤石銘茶を使用した緑茶のペットボトルを販売しています。赤石銘茶は「やぶきた」という品種を多く使用し、渋みの中にも甘さのある、昔ながらのお茶の味がします。飯田合同庁舎へお立ち寄りの際は、ぜひお求めください。
普及センターでは、茶摘みが間近となった4月12日(月)から25日(木)までのうちの6日間、飯田市から天龍村まで全13会場で、農家の皆さんを対象に茶摘み講習会を開催しました。
①茶の生育予測及び今後の管理、②凍霜害の事後対策、③摘採(摘み取ること)の適期の見極め方、④病害虫防除などを説明。
出席した農家の方々は大事な茶摘みの時期を控え、熱心に講習を聞いていました。
普及センターでは、今後もお茶の品質向上に向けた取り組みを支援していきます!
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