2017.02.03 [ 南信州のイベント ]
冬だから!!「日本一の星空」ヘブンスそのはらへ
農地整備課の中年Yです。
新月に近い1月25日の夜、阿智村の”ヘブンスそのはら”ウインターナイトツアーに参加してきました。
ここは、環境省が認定した「日本一の星空」となっており、今回はここでの冬のツアーの内容についてご紹介します!!
この催しは12月3日から開催されており、阿智村昼神温泉からさらに奥へ進み、月川温泉の手前から右手に少し登って行った標高1,400mの所で開催されております。
飯田を18時20分に出発し、”ヘブンスそのはら”に18時55分に到着しました。ツアー会場は19時に開門で、既にゲートの前で待っているカップルが何人かいました。
そして、開門と同時に入場し、設置された天体望遠鏡などで沈みかけの金星やオリオン座、すばるなどを眺めた後、特別映像が始まるまで食堂や売店のある施設の中で、しばし時間を過ごします。(外で待つには寒すぎて・・・)
【会場の様子:プロジェクションマッピングが常時投影されています】
【ゲートの外の壁では手を触れた場所からデジタル花火が打ちあがります】
施設内では、宇宙食をはじめ宇宙に関連したお土産や阿智村の特産品が売られており、暖を取るために温かい飲み物を注文をしている方もいました。
19時35分~10分間の特別映像(プロジェクションマッピング)が施設の外で始まりました。用意のいい方は敷物を持ってきて座って眺めていました。
いざ、日本一の星空ツアーへ!!
そして、プロジェクションマッピングを見ながら10分間寒さを堪えていると、プロジェクションマッピングをはじめ周囲の電灯も全ての明かりが消され、頭上に広がった一面の星空。それまで見えなかった世界が突如として現れたのです。これには、思わず息をのみました。これまでの演出がこの瞬間の為に用意されたものだということが初めて理解できました。
ここからは、レーザー光線でポラリス(北極星)、プレアデス星団(すばる)、オリオン座、おうし座、シリウス(全天で一番明るい一等星)、冬の大三角などを指し示して解説頂きました。正に天然のプラネタリウムです!!もちろん、冬の大六角もばっちり見えましたよ。
それにしても、「日本一の星空」という地の利を活かしたこのような企画に脱帽です。目が少し慣れてくると、天空の中央を二つに切り裂く天の川がその存在を強調するように白濁した流れを見せてくれました。星の数が多くて、平地ですぐ理解できる星座がかえって分からなくなることもあったぐらいです。
【平日にもかかわらず大勢の人が訪れていました】
空気が澄んで星が見やすい上、目にすることができる一等星の数が一番多いこの季節(春:3個、夏:4個、秋:1個、冬:7個!)。
思い切って、「日本一の星空」のツアーを体験しに、”ヘブンスそのはら”へ出かけてみてはいかがですか!!
なお、開園時間は19:00~22:00(最終入場は21:30)、今シーズンは3月31日まで開催しています。
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