2015.11.30 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
「遠山の霜月祭」 いよいよ始まります!
こんにちは!商工観光課です。
今年もいよいよ「遠山霜月祭」の季節がやってきました!
(国指定重要無形民俗文化財 12月1日~15日)
(上 遠山郷観光協会ポスター)
遠山谷の各神社に伝えられた霜月祭は
太陽や万物の力が最も弱まる冬至の時期に、天神地神梵天帝釈をはじめ
ありとあらゆる神と仏を祭場に降ろし、大釜に煮えたぎらせた湯を捧げます。
祭りのクライマックスでは天狗などの面が登場し、大釜の湯を素手ではねかけます。
ふりかけられた禊ぎ(みそぎ)の湯によって一年の邪気を払い、新しい魂をいただき
新たな年を迎える、「生まれ清まり(再生)の祭り」です。
清和天皇の貞観年間(859~877年)に宮廷で行われていた湯立神楽が
ほぼ原形のまま伝承されていると言われる極めて貴重な祭りであり、飾りやの所作の
すべてに意味をもつと考えられています。
中世の時空にタイムスリップしたかのような、古くからの深い信仰に基づく祭りの
エネルギーと ”こころ” に触れてみませんか!?
【日 程】
12月1日(火) 中立稲荷神社(南信濃八日市場)
5日(土) 中郷 正八幡宮(上村中郷)
6日(日) 熊野神社(南信濃小道木)
11日(金) 上町 正八幡宮(上村上町)
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