2015.12.11 [木曽チャリ!代表 川合克巳さん]
山×商店主×自転車乗り vol.1
JR木曽福島駅を降りると、ちょうど目の前に見える「かわい」の文字。その土産物屋と食堂「川合商店」を経営しているのが川合克巳さんです。
店内には、そばや漬物、地酒、ねずこの下駄や百草丸など木曽のお土産、食品や日用雑貨、そして、サイクリスト向けのタイヤ、チューブのほか、工具やフロア・ポンプの貸出も…!
信濃山形自転車倶楽部「レガルスィ イナーメ」のイナーメ木曽プロジェクトの事務局、さらに「木曽チャリ」のウェブサイトの運営も行う川合さん。木曽と自転車について、教えてください!
木曽は、自転車天国
- 木曽は、自転車で来る人が多いんですか?
ここ数年で飛躍的に増えたと、店にいても思います。漫画「弱虫ペダル」のブームなどもありますし。
- 自転車に乗る人の数自体が増えている、と。
増えていますね。この間は、「自転車で開田高原まで行ってきます」っていうロリータ系の格好をした女の子もいました。いわゆる「体育会系」というイメージの人たちだけじゃなくて、自転車に乗る人の幅が広がったなあって感じます。
- 「木曽チャリ」のサイトに、「サイクリング天国・木曽」とありますが、天国なんですか?
自転車って、田舎のスポーツなんですよ。自転車は止まると足をつきますが、それがストレスになる。特にスポーツ自転車は、靴とペダルを固定して走るビンディングペダルだと、いちいち外すのは面倒くさい。ひたすら走り続けられるのが最高なんです。そのためには…?
- 信号が、ない!
そうなんです。信号がないところは田舎、それもかなり極めつけの田舎じゃないと。駅前から国道361号線へ出て王滝村・開田高原に向かう道や、北の方へ行くと奈川・乗鞍高原あたりまでは、ほぼ信号がなくてノンストップでずっと走り続けられます。開田高原に1つだけ信号がありますが、あれは地元の子どもたちが「信号を知らないままに育ったら困る」ってことで、社会勉強的に付けたものですし。
-あの…、ちょっと疑問なんですが、そもそも走り続けるのって、しんどくないですか?
いわゆる「ママチャリ」=自転車、と思っていると走り続けたり、坂を登ったりというのは辛いと思うかもしれません。でも、スポーツ自転車は運動するための器具なんで、走り続けることが楽しいんですよ。ペダリングのスキルを身に付けると、本当に初心者でも、いきなり50キロくらいは平気で走れます。
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