信州魅力発掘人 信州に魅せられ、活動する人たちの言葉には「信州の魅力」が凝縮されています。信州の魅力を掘り下げ、それを語る「信州魅力発掘人」。山の強さ、美しさ、厳しさ、素晴らしさを知る人たちが「山の魅力」を伝えます。

信州魅力発掘人

信州に魅せられ、活動する人たちの言葉には「信州の魅力」が凝縮されています。信州の魅力を掘り下げ、それを語る「信州魅力発掘人」。山の強さ、美しさ、厳しさ、素晴らしさを知る人たちが「山の魅力」を伝えます。

山×プログラマー vol.2

-確かにそれは大事です。

機会があったらすぐに飛び込んでいく、という感じで生きてきたんですよ。ずっと。

-迷いや不安はなかったですか?

ライバルのようなサービスも出てくるので、常に危機感はありますよ。でも、自分で作っていると、使い方も一つしか思い浮かばないけど、誰か使ってくれる人がいれば、そこで自分が思いもつかないような使い方を知ることができる。そこから始まるんです。新しいことを知るのが好きな性格なのかもしれませんね。

-「ヤマレコ」を続けていて、楽しいことは?

ユーザーは、ダメなことはダメって言うんですが、いいことはいいって言ってくれないんですよね。黙って使う。だから、皆が使ってくれているうちはいいのかなと思っています。最初のころは、誰も使ってくれないから辞めようと思ったこともありましたが、使ってくれている人がいると感じるようになってからは頑張れました。

-じゃあ逆に辛いことは?ユーザー対応などは大変そうですが…。

まあ、ログインできないというようなシステム上のものから、コミュニティなので人と人とのトラブルまで、いろいろあります。ユーザー同士のことはどうしようもないので、そこは「どうしようもない」と言うしかないんですけど…。でも、そういうことも含めていろいろあって楽しいですよ。


「ところで、なぜ松本に?」と聞くと、「妻が、いつか松本に住みたいと言っていたので」という答えが。当時、東京・有楽町にあった県の移住センターに相談して、1年間は「松本・四賀クラインガルテン」(滞在型市民農園)を利用して、月に2~3回、畑を耕しに来ていたそうです。「そのうち、『月に何度も行くんなら、松本に住んだほうがいいんじゃない?』ということになって、引っ越しました。山に近いというのは、自分にとっても嬉しいことだったので」と的場さん。次回は、「そもそも、山に興味を持ったきっかけは?」というところを伺います。

PROFILE
1977年、千葉県生まれ。10歳から大学院卒業までを関西で過ごす。2001年から株式会社富士通研究所でネットワーク技術の研究員として研究開発に従事。2005年、仕事をする傍ら山のコミュニティサイト「ヤマレコ」を開設。開発から運営管理までほぼ一人で担う。2013年に株式会社ヤマレコを創業。2014年12月に松本へ移住。

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