（おそらく） 日本で唯一、鉛筆削り器のない小学校、あるいは小学生のナイフでの鉛筆削り率日本一の小学校

池田町にある会染（あいそめ）小学校では、昭和58年から全校児童が肥後守（ひごのかみ）ナイフを使用して鉛筆を削っています。
肥後守は地域と協力して保護者が行って得た資源回収の売上で購入し、
毎年、1年生が入学するとプレゼント。
使い方は6年生が１年生に教えています。
もちろん、学校には鉛筆削り器がありません。

この取り組みを始めるにあたり当時の校長先生は肥後守を使う意義を「危険が潜んでいることも事実。しかし、だからこそ子どもたちも真剣に扱うだろうし、結果として教育が目標とする集中力や達成の喜びも培われるはず」と、強く説かれたそうです。それ以来、肥後守で鉛筆を削る運動は会染小学校の伝統として引き継がれています。

肥後守を特集した2009年4月号の「ナイフマガジン」でも取り上げられ、
「第二、第三の会染小学校はそう簡単には誕生しないだろうと感じた」と評されています。

朝日新聞でも取り上げられました。
asahi.com(2008年11月5日) 肥後守　団塊世代に人気再燃

その他、日経新聞でも取り上げられました（以下は、同記事に関連した個人ＨＰ，ブログ）
その１　その２　その３

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