2025年12月更新

長野県は、木曽地域を中心に古くから漆工芸が盛んな土地柄であり、その技術を生かした漆器製家具は、実用性と芸術性を兼ね備えた伝統工芸品として高く評価されています。
とりわけ、厳しい自然環境に耐えうる堅牢な造りや、木目を生かす「目摺り」などの伝統技法により、使い込むほどに艶が増し、修理を重ねて世代を超えて受け継ぐことができる特性を有しています。
これらの特徴から、長野県産の漆器製家具は、生活に寄り添いながら長く使い継ぐことのできる「一生ものの暮らしの芸術品」として親しまれています。
県内には国の伝統的工芸品に指定されている二つの主要な漆器産地があり、それぞれ家具作りにおいても独自の特色を持っています。
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木曽漆器(塩尻市・木曽平沢、楢川地域)
江戸時代に中山道の宿場町として栄えたこの地域では、豊かな森林資源を背景に、堅牢な漆器が作られてきた。特徴: 塗り重ねが厚く、非常に丈夫
代表的な技法:「木曽春慶(きそしゅんけい)」や、多色の漆を塗り重ねて模様を研ぎ出す「木曽変わり塗り」などが有名
- 信州漆器(松本漆器など)
松本市周辺で作られる漆器で、武家文化の影響を受けた落ち着いた品格が特徴。特徴:木目を活かした仕上げや、繊細な加飾が施されることが多い
そんな、漆器製家具は、経済構造実態調査2024年確報品目別統計表によりますと、出荷額は602百万円(全国シェア28.5%)で全国1位。
天然素材である漆と木を使っているため、傷や剥がれが生じても職人の手で塗り直しや修理ができます。
長く大切に使い続けられる“サステナブルな漆器製家具”を、日々の暮らしに取り入れてみませんか。
【関係サイト】
木曾くらしの工芸館(道の駅 木曽ならかわ)
https://kiso.or.jp/
【根拠データ】
経済構造実態調査2024年確報品目別統計表
【問い合わせ先】
産業労働部 産業技術課
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