2016.12.22 [ 加工食品 ]
塩を使わない日本唯一の漬物「すんき漬け」
こんにちは、信州ブランド推進室のぶしょんです。
今回は一般的な漬物とは一味違う、全国的にも珍しい「すんき漬け」のお話。
「すんき漬け」とは、毎年11月下旬頃から木曽地方で作られている伝統的な漬物。
漬物といえど、食塩は一切使用せず、赤カブの茎葉を乳酸発酵させて作ります。
「米は貸しても塩貸すな」と云われる木曽谷の郷土背景と、
厳しい冬を越すために先人たちの知恵が育んだ、冬の保存食です。
長野県選択無形民俗文化財の「味の文化財」や
スローフードインターナショナルの「味の箱舟」として登録され、
世界にも注目されています。
また銀座NAGANOでは売り切れが出るほどの人気で、
毎年、すんき漬けの発売を待ちわびている人が多いです。
乳酸菌で発酵させてあるため、とっても「すっぱい」のが特徴ですが、
この酸っぱさがクセになる美味しさなのです。
すんきを温かいかけそばに入れた「すんきそば」は、木曽の冬を代表する味です。
大晦日にすんきをトッピングして、信州そばでお年とりはいかがでしょうか。
※銀座NAGANOですんき、すんきそばを取り扱い中です。
商品のお問合せは銀座NAGANO(03-6274-6015)まで
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