※2024年11月更新
当初は、紫など単色であったものが、県内の育種家により覆輪種が作出されたことにより、人気が爆発し、一躍メジャー品目へと成長しました。
その後は、八重種や大輪のフリル咲き種等、流行や需要に合わせて、多彩で多様な品種が次々と生み出されています。
出荷量は、令和4年産で長野県が1,320万本(全国シェア15.7%)で全国第1位。
主な生産地域は諏訪・上伊那・長野・松本で、夏秋期の冷涼な気候と圃場の標高差を活かして、7月から9月にかけて出荷の最盛期となります。
トルコギキョウの花言葉
トルコギキョウ全体「優雅」
トルコギキョウの花言葉は、色によっても異なりますので、花色は花言葉で選ぶこともお勧めです。
紫「希望」、白「おもいやり」、ピンク「優美」
トルコギキョウを長く楽しむためのポイント
- トルコギキョウは花を老化させるエチレンガスに弱い花ですので、エチレンを発する果物等の近くには置かないようにしましょう。
- 咲かなそうな蕾はあらかじめ取っておきましょう。
- 受粉すると花持ちが悪くなるため、切戻しの際は花粉が落ちないように優しく扱いましょう。
- お店で選ぶ際には、花の発色が良く、茎が固くしっかりしたものを選びましょう。
トルコギキョウの豆知識
- トルコギキョウという名前を聞くと、トルコのお花でキキョウの仲間かと思うかもしれませんが、実はどちらも違います。名 前の由来には諸説ありますが、一説ではトルコ人のターバンと日本固有のキキョウに形が似ているからだと言われています。
- 長野県のトルコギキョウは、2012年にお花のオリンピックと称されるフロリアードにて最高賞を受賞しました。それにより、世界的な評価が一気に高まり、アジア・北米を中心に海外への輸出が増えています。
【根拠データ】
令和4年産統計(農林水産省)
【お問い合わせ先】
農政部 園芸畜産課
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