入学式や卒業式には、かならず歌われる校歌ですが、長野県のほぼ中央、諏訪市にある長野県諏訪清陵高等学校には、「日本一長い」といわれる校歌があります。
諏訪清陵高校には、第一校歌「東に高き」 と 第二校歌「ああ博浪(ばくろう)の」 があり、いつも続けて歌われます。
歌う際には、生徒代表の「セーノッ」の声で始まり、さらにピアノ伴奏ではなく手拍子と和太鼓でリズムをとります。
第一校歌は8番あり、諏訪の自然や歴史を歌い、第二校歌は、中国の史話に基づき青年の気概を歌っています。
第二校歌は10番ですが、序節、終節を入れると12番あり、第一校歌、第二校歌をあわせると、
なんと
20番!!となります。
そして、その長さは約10分!
この高校が創設された当時(1895年)は校歌がなかったため、生徒の自治組織「学友会」が卒業生らに作詞を依頼したところ3つの歌詞が寄せられ、1903年に3つの歌が生まれ、それぞれに歌われていたようです。
その後、現在の第一校歌、第二校歌だけが校歌として歌い継がれ今日に至っています。
なお、もうひとつの歌は、休眠ののち「清陵祭の歌」として復活しました。
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