2019.03.26 [ 松本建設事務所 ]
みちの記念碑が地名に!?
こんにちは、松本建設事務所のTです。
信号待ちの際によく見てしまうのが交差点の名前。
山の麓にあるから「ふもと」だったり、目の前に観音様はいないのに「観音前」だったり…
なんでこんな名前になったんだろうと疑問に思うことはありませんか?
山形村にも「記念碑前」という交差点があります。今日はこの交差点についてご紹介します。
場所は山形村上竹田。その名の通り記念碑がそこにあるから「記念碑前」交差点。
高さ3.2m、幅1.2mの大きな記念碑で表には「開道記念碑」、裏には「昭和三年四月」と刻まれています。
今から91年前に建てられた古い歴史のある記念碑なのですが、どの道を記念して建てられたかはわかりません。
この交差点は5差路になっています。3方向が県道、2方向が村道。
この中に答えがあるはず…!!
山形村ふるさと伝承館だより「糸車」によると、この記念碑は「県道上竹田波多線」を北方向へ
500mの区間のことを指しているようです。
記念碑が建てられた当時は、「村道竹田森口線」として整備されました。
昭和49年に県道に指定され、今現在多くの方に利用されています。
日ごろからこの道路をよく使うKさんにこの交差点の話をしたら、
「よく使う道だから記念碑の存在は知っていたけど、こっちの道(県道新田松本線)のことだと思っていたよ!」と
びっくりしていました。
「記念碑前交差点」を通った際には、ぜひこの豆知識を思い出してくださいね♪
いつもと違ったみちの姿が見えてくるかもしれません…。
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