来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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地域の知恵袋【㈱柳沢林業 代表取締役 原 薫さん】

今回の「地域の知恵袋インタビュー」のお相手は、株式会社柳沢林業代表取締役の原薫さんです

 原さんは、林業技術者、林業経営者、そして木の文化を受け継ぐ担い手として、また森づくりや木の活用、さらには林業の枠を超えた新たなサービスを提供することを経営理念として、松本地域や林業に貢献する女性経営者です。

柳沢林業はこれまで素材生産を行ったり、立木買いにより木材を出していましたが、国産材の需要と価格の低迷とともに、生産量も減少してきました。そのような中、従来の素材生産だけを行う林業から脱却、現在は特殊伐採や薪・シイタケ原木生産など、会社として幅広い分野に対応しています。

「木を生かす技術を大切にしたい」

社員個々の技術を生かし、時代の要求、需要に応じた林業経営を目指しているとのことです。

信州松本地域の森林は、多様な広葉樹をはじめ、アカマツやカラマツの人工林が多く生育しています。これら地域で育った地域の森林資源を、資材として十分に生かす必要があると原さんは考えます。

「木材生産に力を入れている県はいくらでもあります。これから林業に力を入れていこうとする長野県は、他の地域と同じことをやっていては特色を出せません。信州には信州ならではの宝があり、その資源を有効に利用し活かし、売りにしていければいいのではないでしょうか。今ある地域資源をどれだけ活かせるかです。」

信州だからこそできる多様な森林をうまく利用していくこと。これが大切です。

県として、〝松本地域ならではの宝〟を今後さらに発信していく中で、地域の森林林業を活性させていけたらと思います。

インタビューの詳細は松本地方事務所のホームページをご覧ください。

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