11月12日(木)、松本市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したという想定で、松下合同庁舎及び松本家畜保健衛生所付近を会場にして、防疫演習を実施し、約200名が参加見学しました。
【現地対策本部】
松本合同庁舎では、現地対策本部会議を開催し、県機関、市村、JA等による防疫対策の実施内容の確認を行いました。
【保健班】 【農場防疫班】
あずさ会館では、防疫作業に従事する職員の安全管理のため、保健福祉事務所及び松本市の保健士さんによる健康確認と、防護服の着脱訓練を実施しました。
【消毒ポイント班】
付近の駐車場では、農業改良普及センター職員が中心となり、消毒ポイントを設営し、移動制限区域を通行する畜産関係車両の消毒作業について演習しました。
【農場防疫班】
今回の演習のみどころでもある、埋却作業の演習は、長野県建設業協会松筑支部に協力いただき、重機による掘削と埋立作業を実施しました。また、多くの建設業界の皆さまにも見学いただき、発生時の対応について理解していただきました。
作業者はウイルスに接触しないよう、防護服にゴーグル、マスクといった完全防備で作業をしていただきました。
機械を動かすプロであっても、防護服を着ての作業は視界が制限されるなど、容易にはいかないとの感想でした。
長野県では、万が一の場合に迅速な対応を行うため、今後も関係機関と連携し、このような演習を通じて危機管理対策の強化を図っていきます。
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