11月22日に塩尻市市民交流センター「えんぱーく」で、塩尻商工会議所主催の「信州まちゼミサミット」が開催されました
塩尻商工会議所による「個店が輝くまちづくり事業 塩尻版『まちゼミ』」の取組は、平成24年度の松本地域における「地域発 元気づくり支援金」による132事業の中から、知事表彰に選ばれています。
さらに、平成24年度に実施された728事業のうち、各地方事務所で知事表彰を受けた10事業の中から、魅力あふれる地域の元気づくりに特に貢献したと認められ「地域発 元気づくり大賞」も受賞しました
「まちゼミ」は、お店の人が講師となって専門店ならではの専門的知識や情報、コツを無料で教えてもらえるものです。個店や事業所のファンをつくることによる賑わい創出事業として、日本の各地で広がっている取組です。
当日のサミットへの参加者も、県内のみならず新潟県や愛知県や東京都など県外の方の参加もあり、関心の高さがうかがわれました。
基調講演では、「まちゼミ」発祥の地である愛知県岡崎市の「岡崎まちゼミの会」代表の松井洋一郎氏が、まちゼミ開催のきっかけや「まちゼミ」は“三方よし”(買い手、売り手、世間様の三者にとって、良くバランスがとれている。)であり、商業振興活性化の有効なツールの1つであることが紹介されました。
続いて、5テーマに分かれての分科会が行われました。
どれも魅力的なテーマでとても迷いましたが、テーマ4「下諏訪まちなか大学とまちづくり」に参加させていただきました。
下諏訪にある御田町商店街。こちらは、近年地元の方々の取組により、県内外から若手経営者が店舗を構え少しずつ活気が出てきているそうです。従来の商店にも活気を!という思いを持っていたところ、「岡崎まちゼミの会」の松井氏の話を聞かれて“まちゼミ”を開催することにされたとのことです。
”町民の文化度を高めよう”という思いもあり、名前を“下諏訪まちなか大学”と、知的なイメージのものにされたそうです。
講座内容については、お店の業種に限定せずに店主やその家族の特技や趣味に関するものだったり、お店同士のコラボレーションなど工夫している点や、開催後の各店へのフォローの難しさなどについてお話くださいました。
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