2016.06.24 [ 松本市 ]
アレチウリ駆除
6月21日、松本市で行われたアレチウリ駆除指導者研修会に参加しました。
アレチウリは北米原産のウリ科の一年草で、成長が早くもともと生えていた他の
植物に覆いかぶさるよう成長するため下になった植物を枯らしてしまう困った
外来植物です。
最初はラーラ松本の駐車場で「アレチウリの駆除」について研修を受けました。
アレチウリの駆除方法には、「手による抜取り」「草刈り機による刈取り」
「除草剤の使用」がありますが、駆除の確実性、環境への影響を考えると、効率
は良くないですが「手による抜取り」が最も確実な方法とのことでした。
また、アレチウリは一年草ですので秋に種ができて枯れてしまいます。
その種が翌年の春に発芽して成長するのですが、種の中には翌々年度以降に発芽
する種もあるため、数年続けて抜取りを行なう必要があるとのことでした。
次に奈良井川の河川敷に移動して現場で実習を行いました。
アレチウリは大きいものは10m位まで成長するとのことでしたが、
この時期は発芽してまもないせいかそれほど大きいものは見られませんでした。
ただ、小さいものは抜いたときに簡単に根まで抜けて楽でした。
アレチウリは根が残るとそこからまた再生することがあるようですので、この時期
に抜取りを行うことはと感じました。
実際に現場にいってみるとアレチウリの他にも似たようなツル植物があり最初のうちは
なかなか判別がむずかしかったですが、慣れてくると五角形の葉っぱの形と茎の白っぽい
毛から判別がつくようになりました。似たような植物にクズがありますが、これは茎の
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