我が、松本地方事務所野球部は、見事、中信地区大会を勝ち抜き、県大会へと駒を進めました。さて、9月21日(土)、県大会当日は、当初、千曲市の球場を予定していましたが、台風18号の影響で冠水、グランドコンディション不良のため、秋晴れのもと飯綱町ふれあいパーク野球場での開催となりました。

Ｍ投手とＴ捕手のバッテリーを中心に、守り勝つ野球を目指して戦ったが、果たして試合結果は・・！

参加チームは昨年優勝の飯田建設事務所に、県庁と4ブロックの代表を加えた計6チームでしたが、台風18号の災害対応で北信ブロックの代表が出場を辞退したため、5チームでの開催となりました。

また、我がチームにおいても、3連休の初日ということもあって、子供さんの運動会と重なったため、やむなく欠場となった部員もおり、集まったのはなんとぎりぎりの9名・・
中には、急遽、招集されたメンバーもおり、選手集めには大変苦労しました。

さて、各チームの主将により組合せ抽選が行われ、選手層が薄い我がチームは、念願どおり、第1試合を引き当て、東信ブロック代表の「佐久建設事務所チーム」との対戦となりました。

試合前に、気合いを入れるために写真撮影、そしてシートノックも終わりいよいよ試合開始です。

1回の表、不安いっぱいの面々が守備につきます。
ピッチャーは、本来、サードを守るＭ選手です。（残念ながら、エースのＴ選手は、子供の運動会のため欠場）

緊張のため守備の乱れから、案の定、1つもアウトを取れないうちに2点を先制され、前途多難なスタートでしたが、その後、落ち着きを取り戻し追加点を許しません。

2回の裏、Ｍ選手のヒットから、下位打線の活躍で、最後はＮ選手のタイムリーヒットで1点を返し、なおも3塁ランナーにＭ選手がいましたが、後続を絶たれ、惜しくも追いつけません。

試合は、両者追加点がなく1対2のまま進み、5回の表、相手の攻撃でノーアウト1塁、2塁から、ワイルドピッチで2塁、3塁と大ピンチを迎えましたが、Ｍ選手の冷静な投球と、バックの堅い守りで無得点に抑えます。

ピンチの後には、チャンスあり・・、その裏、先頭打者のＴ選手が放った1打は、ライト線を抜ける何と何と、同点のランニングホームランです。（本塁上で、クロスプレーとなったが、キャッチャーの落球を誘う怒涛のヘッドスライディング！）

地区大会でも、逆転逆転で勝ち上がってきた我がチームだけに期待も大きく膨らみましたが、残念ながら6回時間切れ引き分けのため、決着は最終ポジションの各選手による「じゃんけん勝負」となりました。

まず、Ｍ投手が負けましたが、主将のＴ選手が気合いの〈勝ち〉、その後は一進一退の攻防で、8人が終わって4対4となり、勝敗の行方はライトを守っていたＳ選手の両肩に重くのしかかります・・

気合いを込めたじゃんけん勝負でしたが、残念ながら勝利の女神はＳ選手に微笑まず〈負け〉てしまいました。

じゃんけんには負けましたが、試合は負け知らずで終わった今シーズンを振り返り、来年もチーム一丸となって勝利を目指すことと、じゃんけん練習をしっかりやることを誓った面々でした。

「お疲れさまでしたm(_　_)m」　（Ｋ）