鹿教湯温泉旅館組合　斉藤宗治さん

信州で数ある温泉地の中で単純温泉の温泉地は、戸狩温泉・鹿教湯（かけゆ）温泉・上諏訪温泉・美ヶ原温泉・大町温泉郷など一番種類の多い泉質だけあって、長野県内でも単純温泉の温泉地は多く点在しています。

その中から今回は鹿教湯温泉をご紹介します。
鹿教湯温泉旅館組合の斉藤宗治さんにお話をお聞きしました。

鹿教湯温泉は、長野県の東信地域・上田市にある温泉。
環境庁に指定されている国民保養温泉地のひとつで、古くから病気やケガを治す湯治場としての歴史を持っています。
昔、鹿に姿を変えた文殊菩薩が、信仰心の厚い猟師に山中に湧き出でるお湯の存在を教えたという言い伝えから、「鹿が教えた湯」と呼ばれ多くの方から親しまれています。
無色透明のクセのないお湯は、感触もやわらかです。
温泉地内には飲泉所も数ヶ所あり、かすかに硫黄の風味がするのが特長。
（※飲泉は、各施設で飲用可能かご確認の上ご利用ください。）

年末からは「氷灯ろう夢祈願」が毎晩行われ、温泉街がほのかな光に灯されあたたかな雰囲気に包まれます。特に、江戸時代からある日本では珍しい屋根付きの「五台橋」から文殊堂に向かう道のりは、五台橋が仏世界と現世を結ぶ橋と言われているだけあって、とても幻想的。別世界にいるかのような感覚を覚えます。また氷灯篭には希望すれば誰でも点灯することが出来ます。

そのほか、信州にはさまざまな温泉地があります。

◆ 信州の温泉地情報はコチラ　◆
長野県公式観光ウェブサイト「さわやか信州旅.net」
http://www.nagano-tabi.net/modules/stay/hotspring.html

年末に日頃の疲れをほぐしに足を運んでみてはいかがでしょうか？

次回は、「寒い冬･･･体の芯からあったまりたいときにオススメな温泉 ＜塩化物泉＞」をご紹介します。お楽しみに♪