2009.06.25 [■アレ☆これ☆信州]
Vol.46■とく☆とく信州 ごぼとん丼【松川町】
B級グルメ「どんぶりもの」第4回は、
【松川町】
伊那谷を南北に走る中央自動車道。その駒ヶ根と飯田の間に位置する松川ICを下りると、市街地へ向かうアクセス道路の周辺一帯には果樹園が広がります。
そう、ここ松川町は、りんごや梨など「くだものの里」として有名。
そんな松川町の売り出し中の名物が、この「ごぼとん丼」です。「ごぼとん」って、なんかインパクトのある語感ですが、地元産の「ごぼう」と、リンゴを餌に育った「まつかわりんご黒豚(とん)」を使ったここでしか食べられないスペシャルな丼です。
分厚くて、でもとろけるような豚肉に、シャキシャキとしたごぼうの歯ごたえが絶妙な味わい。「こんなに豚肉が多いとしつこいかな」と思いますが、食べてみると、あら不思議、するすると胃に収まってしまうのは、お肉の良さと、料理の丁寧さゆえでしょうか。
「ごぼとん丼」が開発されたのは4年前。町内の飲食店有志が、「地産地消」と「健康第一」をキーワードに、「地元の名物丼を作ろう!」と声を掛け合って取り組みました。
一口に「ごぼとん丼」と言っても、実はお店によって味は様々。町内をぐるっと回ると、お店の軒先に赤と黒の「ごぼとん丼」のノボリ旗が立っていて、タレ仕上げのもの、あるいは、さっぱり仕上げのものなど、和食・洋食・中華のお店毎に違った味わいが楽しめます(でも、地元ごぼう+りんご黒豚使用というルールはキッチリしてます。)。
「ごぼとん丼」提供店の前には、ノボリ旗の他に、写真のような「ごぼうを抱えた豚」という、こちらもインパクトのあるモニュメントもありますので、すぐに分かります。ちなみに、このモニュメントは、松川町在住のチェーンソー芸術家の米山さんの手による木彫りの作品。丼の味付け同様、一体一体表情が違う???
さて、色んな丼がシノギを削る(?)伊那谷のドンブリ街道で、「我こそドンブリ一番」とPRを進めているのが「ごぼとん丼会」です。発足5周年を迎えるに当たり、記念に「ごぼとん丼ソング」を現在作成中。近々皆さんにもお披露目できそうなので、お楽しみに。
ごぼとん丼会と各店のメニューはこちらから≫(パソコン用)
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