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Vol93■とく☆とく信州 気ままに街あるき~その1~

気ままに街あるき~その1~

飯田市中心市街地

長野県南部の中核都市、飯田市。
「信州の小京都」と呼ばれたこの街には、昔から、名水百選のひとつ「猿庫(さるくら)の泉」に代表されるおいしい水を用いた茶の湯文化とともに和菓子の文化が発展し、今も多くの和菓子店が点在しているんですよ。
和菓子を通じて飯田の街を味わってみよう!ということで、飯田へ行ってきました!!


飯田の街のシンボル「りんご並木」


飯田バスターミナルで高速バスを降り、まずは「まちなかインフォメーションセンター」へ。
ここで市内の散歩マップ等、必要な情報を入手。歩いて行けそうないくつかの和菓子店の位置も確認して、さあ出発!
最初に、飯田の街のシンボル「りんご並木」へ行ってみました。公園のように美しく整備されていて、通りにはちょっとオシャレなお店も♪

和菓子店を探しながらあちこち歩いていると、大きな通りの間にある狭い路地が気になりました。
これは「裏界線(りかいせん)」というのだそうです。


風情ある景観を生み出している「裏界線」

飯田の市街地は、戦後間もない昭和22年に大火があって、街の約3分の2が空襲を受けたかのように焼き尽くされました。この時の教訓から、街を再建する際に、各家が裏側の土地を1メートルずつ出し合い、避難・消火のための通路として造ったのが「裏界線」。幅2メートルのこのような通路は、全国的にも珍しいものなんだそうですよ。
そういえば、飯田の街のシンボル、「りんご並木」も、大火からの復興に向けて街の中心に設けた幅30メートルの防火帯がその原型だとか。
当時の飯田の人々の防火と復興にかける並みならぬ決意に、感じ入ってしまいました。

この大火で、飯田の街なかには古い建物はほとんど残っていませんが、昭和4年に建てられた「追手町小学校」は、鉄筋コンクリート造りであったために焼失を免れたんだそうです。国の有形重要文化財に指定されている、現役の校舎ですよ。


歴史ある追手町小学校校舎

さて、目的のいくつかの和菓子店に立ち寄ってみましたが、一口に「和菓子」と言っても実に多種多様。きんつばやお饅頭などの伝統的なお菓子の他、季節感あふれるお菓子や、洋菓子の要素を取り入れた和菓子など様々です。どれも美味しそう~!!
今まで食べ比べたことがなかったけれど、同じ「きんつば」でも、作るお店によって餡の色合いも甘さ加減も微妙に違うんですよね。いずれも甘過ぎず、上品なお味でした♪「きんつば」は、冷やして食べてもおいしかったですよ。


ほとんどのお菓子は、1個から購入可能。気になるものを少しずつ買って楽しんでみては?

そうそう、こんなお菓子も発見しましたよ…これも「きんつば」です。アイスクリームみたいでしょ?持ち歩きできないので、買ってすぐにお腹に納まりました。乳製品を使用せずアズキの味が生きていて、実にさっぱりとしたおいしさでした!

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