（C）株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ

足達さん：
「選手がひたむきにサッカーに打ち込んでいる姿を見ると、本当に頭が下がる思いです。練習や試合で限界まで自分を出し切る、女性ならでは芯の強さには毎回感動します。」

足達さん：
「また、選手がサッカーに打ち込めるよう、生活環境を整え、選手の気持ちに真剣に応えていかなけばならないと思います。選手が安心してサッカーに打ち込める環境づくり、そのためには選手の働く場所、雇用企業はもちろん地域のバックアップ・理解がとても重要だと感じています。」

＜夢見る子ども達が輝ける場所＞
足達さん：
「女の子を育てるお母さん方にとっては、サッカーなんて・・・と思われる方もいるかもしれませんが、僕達は常に選手達に「淑女であれ」と指導しています。
女の子なのに、ガニ股で歩いたり座るときに足を開いたりするのはダメですよ・・・と。練習中、暑くなってジャージを脱いでもきちんとたたむ、そういうちょっとしたことがサッカーやスポーツの価値を上げることにつながると思っています。」

（C）株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ

「大声を出して、ボールを蹴って汗をかいて、笑いあったりぶつかりあったり・・・それで練習や試合が終われば礼儀正しい。こんないいことないですよね。見ている方々も爽やかな気持ちになるんじゃないでしょうか。サッカーをやると粗暴になるんじゃなくて、サッカーをやると礼儀正しくなるんだ、と思ってもらえるように指導しています。」

AC長野パルセイロでは、小学校を卒業した後、13歳～15歳を対象としたサッカースクールを立ち上げています。
小学校くらいまでは、女の子も地域のスポーツ少年団などに入ってサッカーをすることが出来ますが、その後、中学生・高校生になるとサッカーを続けられる環境がなかなかありません。
日本女子サッカーのトップリーグを目指すAC長野パルセイロレディース。
将来を見据えた一貫性のあるスクールがあることで、自分達が住んでいる地域にその選択肢があることはとても素敵なことだなと感じました。
元々サッカーが好きな女の子、これからサッカーを始めたいと思っている女の子たちがAC長野パルセイロレディースから夢の舞台で活躍する・・・そんな日も遠くないかもしれません。

＜「スポーツ」でNAGANOをひとつに＞
「夢に向かってチャレンジしている姿や場所を提供する義務がクラブにはあります。
レディースチームの彼女達の笑顔やひたむきな姿からはきっとエネルギーがもらえます。
それと、指導のノウハウなどが他のチームにも発信していければ、クラブの存在意義がもっと出てくるかなと思っています。
パルセイロは「FC（フットボールクラブ）」ではなくて「AC（アスレチッククラブ）」です。
サッカーだけではなく、今後はあらゆるスポーツが入ってくると思っていただいていいんじゃないでしょうか。」

（C）株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ

「オリンピックが行われた「NAGANO」のシンボル、みんながひとつに繋がっていけるようなツールのひとつとしてクラブがある。
今日の天気じゃなくて、パルセイロの話でコミュニケーションが出来る、という　ように「スポーツ」という文化活動で地域のみなさんが繋がって、「NAGANO」の活性化・元気につながっていければと思います。」