2013.09.19 [■四季彩だより~信濃の国から~]
<VOL.238>四季彩だより~信濃の国から~
9月も半ばになり、すっかり秋らしくなりました。
まだまだ、日中の日差しは強いものの、吹く風は涼しく、空の色も真っ青から水色へ様変わり。
さあ!みなさん 信州の秋を見つけに来てくださーい!!
さて、今回は、辺り一面が紅葉に染まるダムの紹介です。
(紅色に染まるダム湖)
箕輪町は、長野県の南部、南アルプスと中央アルプスに抱かれた伊那谷の北部、天竜川の河岸段丘上に東西に広がる町で、県内では最も人口の多い町となっています。
近年は、首都圏を中心とした先進開発型企業の進出により、産業分野の先端技術が結集したハイテクタウンとして発展しています。
さて、今回紹介する箕輪ダムは、箕輪町を流れる天竜川の支流である沢川(一級河川)に建設されたダムです。 高さ72m、洪水調整・不特定利水・上水道供給を目的とする長野県営の多目的ダムで、平成4(1992)年に完成しました。
(もみじのもみじ湖)
このダム、別名「もみじ湖」と呼ばれています。
どうして?・・・ それは読んで字の如し!これからの季節、辺り一面が“もみじ”の紅色に染まるからです。
ダム湖周辺では、平成元年から植栽が始められ、現在、「もみじ」約1万本、「桜」約1,200本、「岩山ツツジ」約850本、「山桃」約1,650本、「栗」約650本が植えられており、植栽は、地元の皆さんの手により、今も続いています。
(秋色の風吹くダム湖を眺める)
10月下旬から11月上旬までが紅葉の見頃!!
箕輪ダムの紅葉の素晴らしさを一目見ようと、年を追うごとに観光客が増えており、今では県内の紅葉の名所として、広く知られるようになっています。
紅葉は、ダム湖畔だけではなく、ダムの上流部もおススメです!!
紅葉の期間中は、地元産の農産物等を販売する売店も設けられ、紅葉を目で楽しんだ後、秋の味覚を舌で楽しむことができます!!
なお、箕輪ダムへお越しの際は、ダムへのアクセス道路は狭い部分があり、対面通行ができない箇所がありますので、時間に余裕を持ち、譲り合って通行してください。
(もみじのすだれから垣間見える湖面)
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