楽園信州

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<VOL.239>四季彩だより~信濃の国から~

長寿の里のお地蔵さま ~ぴんころ地蔵~(佐久市)

誰かさんが誰かさんが誰かさんがみ~いつけた!“小さい秋 大きい秋 信州の秋”み~つけた!!
日差しも柔らかくなり、吹く風も涼しく、街路樹も色づきはじめました。
虫の音を聞きながらの晩酌も、冷えた缶ビールから熱燗の日本酒に変わりました。
さて、今回は、秋の陽ざしに照らされながら、静かに微笑むお地蔵さまの紹介です。


(今日も笑顔で人々を見守る)


長野県の東の玄関口である佐久市に成田山薬師寺というお寺があります。
真言宗智山派の名刹で、千葉県の本山成田山より勧進された不動明王をはじめ、大日如来、愛染明王、薬師如来、千体仏などが納められています。


(仏の顔も・・・)

佐久市は、日本でも有数の“健康長寿のまち”として知られ、この長寿のまちの象徴として、平成15(2003)年に、この成田山薬師寺の山門前の参道に建立されたのが、今回紹介する「ぴんころ地蔵」です。

“ぴんころ”一度聞いたら耳に残るユニークな響きの名前を持つこのお地蔵さま。
ふくよかな頬に右手をあて、優しく微笑みながら、今日も県内外からの多くの参拝客や観光客を静かに“じっとして”迎えてくれています。

お地蔵さまの名前は、健康のまま天寿を全うする意味の“健康で長生き=ぴんぴん”と“寝込まず楽に大往生する=ころ(と)”をヒントに命名されたそうです。

なぜこんな名前?と思ったあなたも、これで“ぴん(ころ)”ときましたか!?

愛媛県今治市の馬越正八氏の作品で、高さ約1m、直径約60cm、御影石でできています。
その姿はなんとも微笑ましく、今ではこの佐久地域の健康・長寿のシンボルとして、参道を行き交う人々を見守り続けてくれています。


(ぴんぴんころりで暮らせますように)

お地蔵さまが佇む参道では、毎月第2土曜日に「山門市」が開催されています。
市の開催日には、約30余りの店が軒を連ね、地元の名産品や季節の旬な農産物、アイデアを凝らした“ぴんころグッズ”などが所狭しと並べられ、大変な賑わいを見せます。

◆ぴんころグッズ 
http://pinkoro.com/index.php?id=87


(山門市で山門は大賑わい)

秋!真っ只中の信州は佐久。
紅葉に頬をそめる「ぴんころ地蔵」さんを訪ねてみてください。
“ぴんぴんころり”を願う人たちで、今日も参道は明るい笑顔と笑い声が行き交っています。

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