2011.08.11 [■四季彩だより~信濃の国から~]
Vol147■読まなきゃチョーソン市町村 (松本市)
信州が誇る国宝「松本城」。
去る6月30日に発生した長野県中部を震源とする地震で、松本市では震度5強を記録し、多くの方から“松本城は大丈夫か!?”というご心配の声をいただきました。
ご安心ください!被害といえば天守の壁にわずかなひびが入ったのみ。松本城はとても丈夫に造られているんですよ。
この松本城の本丸庭園で、9月8日(木)~13日(火)、中秋の名月を楽しむイベント「月見の宴(えん)」が行われます。
本丸庭園でのお茶席
安土桃山時代末期から江戸時代初期に建造された松本城の天守は、五重六階の天守を中心に、「乾小天守(いぬいこてんしゅ)」「渡櫓(わたりやぐら)」「辰巳附櫓(たつみつけやぐら)」「月見櫓(つきみやぐら)」の五棟が連なる、「連結複合式」と呼ばれる独特の構成をもっています。
白と黒のコントラストが美しい、キリッとした感じのするお城だと思いませんか?
毎年、松本城では、中秋の名月の時期に合わせて、「月見の宴」が催されています。
ライトアップされた天守を眺めながら、本丸庭園でお茶をいただいたり(500円)、月見櫓で演奏される琴やフルート、雅楽の音色を楽しんでいただくことができるんですよ。
また、おいしい“月見団子”や豚汁の販売(各250円)なども行われます♪
月見櫓での演奏の様子
「月見の宴」が開催されるのは、期間中の17時30分から20時30分まで。開催時間内は、本丸庭園が無料開放されます(天守には登れません)。
皆さんも、秋の一夜、松本城を眺めながらお月見を楽しみませんか。お待ちしています。
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【お問合せ先】
松本城管理事務所
TEL 0263-32-2902
■はみだし情報
春は桜、夏は深緑、秋は紅葉と、いつ訪れてもその季節ごとの美しい姿が楽しめる松本城。
寒さの厳しい冬だって例外ではありません。
この写真は、昨年12月、編集部員が訪れた際に撮ったもの。
雲ひとつ無い真っ青な空と白い北アルプスの山並みを背景に、威風堂々と立つその姿に感動して、思わずパチリ…。
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