2009.07.02 [■四季彩だより~信濃の国から~]
Vol.47■読まなきゃチョーソン市町村 若一王子祭り
「若一王子神社」 みなさん、この神社の名前はご存じですか?「にゃくいちおうじじんじゃ」と読むんですよ。
今回は、この神社を舞台に開催される、歴史ある夏祭りを紹介しましょう。
北アルプス山麓・大町市に鎮座する若一王子神社の夏祭りは、北アルプスに本格的な夏の到来を告げる一大行事で、当地の夏の風物詩。
この祭りは、平安時代から戦国時代にかけて、この地を治めていた豪族仁科氏によってもたらされたもので、その由来は、1221年までさかのぼると伝えられます。
今年は、7月25日(土)〜26日(日)に開催。
25日は、稚児行列が市内本通りを行進。前夜祭では、本通りで6台の舞台(山車)が曳き揃えられ、町は舞台囃子の演奏と競演で彩られます。
26日は、鎌倉の鶴岡八幡宮、京都の加茂神社と並ぶ日本三大流鏑馬の一つであり、全国で唯一子どもが射手を務めるという、珍しい「少年流鏑馬」。
10騎の少年射隊が「ハオ!ハオ!」という掛け声とともに、本通りおよび神社境内で、的に向かって馬上から矢を射ると歓声が上がります。
●スケジュール(予定)
25日 15:30〜16:30 稚児行列
25日 19:00〜21:30 舞台曳き揃え
26日 13:00〜21:30 少年流鏑馬
26日 13:00〜21:30 舞台巡業
★旬の大町情報★
今年テレビドラマ化された「黒部の太陽」で再びブームとなった黒部ダム。大町市では、その当時、ダムの建設労働者が好んで飲んだというお酒を復刻させました。トンネル掘削時にぶち当たった「破砕帯」と岩の「ロック」から名付けた、ぶどう酒の焼酎割り「破砕ロック」。迫力あるネーミングですね。信濃大町駅近くの飲食店や大町温泉郷のホテルなどで提供しています。夏祭りで乾いたのどを潤してみてはいかが?
★イベント情報★
【大町MIASA/メンドシーノ国際交流アート&クラフトショー】
6月18日〜7月20日「塩の道博物館特設ギャラリー」、「ギャラリーいーずら」などで、カリフォルニア州メンドシーノの工芸家28名による展示会を開催中。
国際交流アート&クラフトショーはコチラ≫(パソコン用)
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