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Vol.28 特集■浅間山麓、新しいワインの名産地

もともと東御市は、「巨峰の王国」。
巨峰一房丸ごとプレゼントで有名な「巨峰の王国まつり」も開催されています。(ちなみに巨峰生産高は長野県が全国第1位!)

■美味しいぶどうで美味しいワインを!
ぶどう栽培にピッタリの東御市に、昨年11月、「ワイン特区」が誕生しました。(正式名は「とうみSunライズ ワインリキュール特区」)

この特区とは、カンタンに言うと、少ない量でもお酒が造れ、ワイン製造業が始めやすくなる特例が適用される地域のこと。(酒税法上、ワイナリー開業の為の製造免許取得には年間6キロリットル以上の醸造が必要なんですが、特区に認定されると2キロリットル以上に引き下げられるのです。)

特区認定の陰には、「美味しいぶどうで美味しいワインを!」という、地元の人々の情熱がありました。

■「千曲川ワインバレー」を目指して
東御市には、今、ワイン造りに情熱を燃やすいくつもの才能が集まってきています。

その一人が、天才醸造家と言われる小山英明さん。2006年、地元農場と組んでゼロからワイン造りを始めようという「永井農場ワインプロジェクト」を立ち上げ、昨年、ついに「Rue de Vin(リュードヴァン)」というブランドで初収穫、初仕込みのワインを完成させました。

もう一人が、理想のワイナリー設立を目指し、ぶどうに適した地を求めていた蓮見喜昭さん(はすみふぁーむ代表)。同じく2005年から東御市でワインぶどうの栽培を始めました。

かつての面影もないほどに荒れ果てた荒廃農地。
ボランティアの手を借りながら美しいぶどう畑へ「開墾」していった彼らの情熱が、市を、国を動かし、ついにワイン特区が誕生したのです。

農家の高齢化などで、元気のなかった巨峰生産の代わりとなる、あたらしい「ぶどう産業」を大きく広げるものとして、大きな期待を集めています。

左:永井農場ワインプロジェクトは、小山さんの手により「Rue de Vin(リュードヴァン)」というブランドに結実。
右:10代で単身渡米し、大リーグの球団職員など異色の経歴を持つ蓮見喜昭さん。世界放浪の旅の途中でさまざまなお酒に出会い、理想のワイナリー&ブリュワリー設立という夢を抱いたとのこと。

先駆けとなったのは、作家・玉村豊男さん。
東御市の郊外に、農園&ワイナリー&カフェレストラン&ギャラリー「ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリー」を2004年にオープンさせました。

玉村さんは、こういいます。
「この千曲川を見渡す高台一面がぶどう畑となり、『千曲川ワインバレー』になればいい。ここで生まれた個性的で美味しいワインが楽しめたら素晴らしいじゃないか…」

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