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Vol.31 特集■「信州の鎌倉」を満喫

別所温泉の観光情報についてはコチラ

■『信州の鎌倉』をめぐる
別所温泉のある塩田平(しおだだいら)一帯は、「信州の鎌倉」。
鎌倉時代から室町時代にかけて作られた神社仏閣や石造りなど、数多くの文化財が残っています。
中でも、温泉街の中心に位置する『北向観音』は、その名の通り北を向いていている珍しいお寺。

なぜ北向きのお堂ができたのでしょう。
それは天長2(825)年、この地に起きた大火事の火を鎮めようと、「大師の湯」の円仁大師が七日七夜祈祷を行いました。
そこに金色の千手観音が現れ…
「私を北向きに安置しなさい。北斗星(北極星)のように、私も民衆のよりどころになりましょう」とのお告げがあったんだとか。
こうして全国でも珍しい北向きの観音堂が建立されたんですって。

観音様が姿を現したという木が、「愛染かつら」。
川口松太郎の恋愛小説の舞台にもなり、「縁結びの木」としても有名になりました。

もうすぐ御開帳の善光寺とも、ふか〜い縁があります。
ちょうど善光寺と向かい合うその様子から、どちらか一方を詣でるのは「片参り」といわれています。
善光寺では「未来往生」を、北向観音では「現世利益」を祈願するそうで・・・ま、両方お参りしないと、ね♪

北向観音についてはコチラ

■国宝や重要文化財がいっぱい!
信州の鎌倉の魅力は、「温泉」だけじゃありません。
国宝や重要文化財が非常に多いんです。

信州最古の禅寺・安楽寺にある国宝の八角三重塔は、日本唯一の八角形の塔。
北向観音の本坊・常楽寺には、国の重要文化財である石造りの多宝塔。
弘法大師が開いたといわれる前山寺は「花の寺」。重要文化財・三重塔は「未完成の完成の塔」としても有名です。

さらに車でおよそ15分、青木村の大宝寺には国宝の三重塔。
その美しさに、旅人が振り返り、振り返り去っていったことから「見返りの塔」と言われています。

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