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Vol.38 特集■信州のご利益めぐり

北アルプス山麓を走るJR大糸線穂高駅のすぐ近く、町の真ん中に本宮があり、9月に、「お船」と呼ばれる大きな山車(だし)をぶつけ合う御船神事(通称 御船祭り)が有名です。奥宮は上高地の明神池の入口に、嶺宮は穂高見神が降臨したとされる奥穂高岳(3190m)の頂上に鎮座しています。
ちなみにこの式典は、本宮で行われるのでご安心を(笑)

この大祭は、「大遷宮祭」と呼ばれ、本殿一棟を造り替える神事で、伊勢神宮の様式を倣ったものだとも言われます。

クライマックスは、神様が移動なされる「本殿遷座祭(ほんでんせんざさい)」。とっても華やかだろう、と思いきや、行われるのは、5月の寅の日寅の刻、つまりは5月9日午前3時。

すべての灯りが消えた深夜に執り行われる、厳粛で格式高い神秘的な儀式なのです。


新しくなった穂高神社参拝殿

儀式は厳粛ではありますが、記念奉祝される「穂高人形飾り物」で境内は華やか。神話や歴史上の様々な名場面が、大規模で迫力ある人形絵巻としてよみがえり、表情豊かな人物や躍動感ある動物など約100体が、各所に所せましと飾られる様は圧巻ですよ。


穂高人形は、古くからこの地に受け継がれてきた地元の人々の心と業の伝統芸術

地元では「20年に一度のこの大祭に3度あえば最高の幸運」とも言われるとか。
こんな滅多にお目にかかれない貴重な大祭を見逃す手はありませんよね。

穂高神社はコチラ≫ 地図
安曇野の観光情報についてはコチラ≫

●善光寺ゆかりの場所も要チェック
善光寺に来たのなら、善光寺ゆかりの場所も行っとかないと!
飯田市の「元善光寺」は、かつて善光寺の御本尊が祀られていたお寺で、長野市の善光寺と同じ期間に前立本尊の御開帳が行われ、回向柱が立てられます。
「善光寺だけでは片詣り」とも言われるとか。これは元善光寺へも行っとかないといけませんね!


御開帳で賑わう元善光寺

他にも「牛に引かれて善光寺詣り」の小諸市の布引観音や、上田市の北向観音など、善光寺に縁ある場所もいっぱいですよ。

元善光寺についてはコチラ≫ 地図
布引観音についてはコチラ≫ 地図
北向観音についてはコチラ≫ 地図

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