2009.04.23 [コラム]
Vol.38 特集■信州のご利益めぐり
善光寺御開帳と一緒にいかが?
信州のご利益めぐり
善光寺御開帳が始まってから、約二十日。7年に一度という、そのありがた?いご利益を授かろうと、連日たくさんの人々が長野市を訪れてくれています。
御開帳で賑わう仲見世通り
確かに善光寺は信州を代表するお寺ではありますが、それだけで帰るなんて、もったいなさすぎ。
なんてったって、この春の信州は、ご利益がいっぱいなんですから!さぁ、信州のご利益めぐりに出かけましょう。
■まさに聖域「戸隠」を体感
最近「スピリチュアルスポット」なんて言われる場所があるのをご存知ですか?心身を活性化させたり,心が癒されたりするとされる場所。パワースポットとも言われています。
戸隠神社の周辺は日本を代表するスピリチュアルスポットの一つと言われているとか。
戸隠山の山中から麓にかけ、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社。神話の「天の岩戸」が飛来したといわれ、「天の岩戸開きの神事」にまつわる神々が祀られています。古くは、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどの栄華を極めたんですよ。
確かに一帯は何やら空気が変わったような、神聖な雰囲気に包まれています。心が落ち着き、精神が研ぎすまされ、気力とも体力とも違う力がみなぎってくる、そんな感覚がする場所なんです。
特に神聖な雰囲気が漂う奥社へ向かう杉並木の参道
■戸隠神社 7年に一度の大祭とは?
この戸隠神社でも、御開帳と同じく7年に一度の大祭が行われます。
「式年大祭」と呼ばれるこの大祭は、麓の方にある「宝光社」の御祭神が一時的に、中腹の「中社」に渡るという神事です。見所は中社へ渡る5月3日(日)の『渡御(とぎょ)の儀』と、宝光社へ還る5月17日(日)の『還御(かんぎょ)の儀』。約600キロの神輿にご神体を戴き、約3kmの道中を約2時間かけてゆっくりと賑々しく行列が連なる様は、厳かであり豪華絢爛です!
大祭中は、勇壮な火祭りである、柱松神事(5月10日(日))や、宝物展・離山仏里帰り拝観、式年大祭特別祈祷太々神楽などの神事や催しも行われる
こんなご利益たっぷりで、とても神秘的な雰囲気を楽しめる戸隠。善光寺からも車で30分余り。これは行かないと損ですよね。
戸隠神社(式年大祭)はコチラ≫ 地図
戸隠の観光情報についてはコチラ≫
■なんと穂高神社は20年に一度!
信州のご利益はこの程度では終わりませんよ。
安曇野市の穂高神社では、なんと20年に一度という大祭が行われます。
穂高神社を良く知らないという方のために少し説明をしておきますね。
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