2010.04.15　［コラム］

Vol84■信州の名刹に咲く桜

◆水田に映り込む桜、散る花びらは筏のように流れる…
松本市街から上高地方面へ向かう途中の波田地区にある、【安養寺】に咲くのは二十数本ものしだれ桜。
800年以上の歴史を誇るこの古刹には、本堂正面に樹齢500年の2本のしだれ桜があるんです。室町時代の昔からこの地に立っているのかと思うと、どこか感慨深い気持ちになりませんか。

田植えを待つ水田に映り込む桜も艶やかで、日本的な美を感じることができるオススメの場所ですよ。見頃は4月下旬まで。

風に揺れる様も風雅なしだれ桜

安養寺についてはこちら（パソコン用）

【問い合わせ】
松本市役所波田支所地域づくり課（パソコン用・携帯用）
TEL：0263-92-3001

◆あの戦国武将もお花見を楽しんだ？！
長野市篠ノ井地区にある【光林寺】は、川中島合戦の際に武田信玄が戦陣を張った古刹です。
境内の入口付近に枝垂れ桜が4本、その枝は地面に届かんばかりに垂れ、まるで花のカーテンのよう。写真スポットとしても最適です！樹齢300年、やや白っぽい花が特徴。
参道にはソメイヨシノも咲いているので散策にもぴったりです。