2012.09.13 [■就航地情報]
<VOL.196>北海道のたからもの「縄文文化遺跡群」
今回は、北海道に遺る縄文遺跡の紹介です。
今こそ縄文文化に学ぼう「内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群」
北海道南西部、渡島半島に囲まれた内浦湾沿岸は古くから資源豊かな海と山に囲まれ、採取生活に適した自然環境に恵まれており、縄文時代早期からおよそ7000年もの間、縄文文化が栄えた地域です。
(国内最大級の大集落の遺跡「大船遺跡」)
内浦湾の南端近く、函館市南茅部地区には、集落規模としては国内最大級の大船遺跡など約90の遺跡が確認されています。
遺跡からは精巧な漆塗り製品など約400万点を超える出土品が見つかっており、北海道初の国宝である「中空土偶」もその一つです。
(貴重な水場の祭祀場が見つかった「北黄金貝塚」)
また、内浦湾の北部、伊達市の北黄金貝塚は、縄文早期から中期の遺跡で、住居や墓のほかに全国的にほとんど例のない「水場の祭祀場」が発見されている貴重な遺跡です。
北海道と青森県、秋田県、岩手県では、これらの遺跡と北東北地方の縄文遺跡をあわせて世界遺産登録を目指しています。
こうした遺跡の発掘調査・普及啓発には縄文文化ファンや地域のボランティアが多く関わっており、南茅部では遺跡発掘調査に従事する人を中心に「北の縄文CLUB」を立ち上げ、「縄文文化の里」のPRに努めています。また、北黄金貝塚公園でもボランティア団体が森づくりや情報センターの展示解説などに協力しています。
◆北海道遺産は、こちらから!
http://www.hokkaidoisan.org/heritage/024.html(パソコン用)
★北海道のメールマガジン「Do・Ryoku」の登録はこちらから!
http://www.hokkaido-jin.jp/cgi-bin/magazine/(パソコン用)
☆北海道内各地の「旬」な話題をお届け!
北海道庁ブログ「超!!旬ほっかいどう」は、こちらから!
http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/(パソコン用)
http://plz.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/ (携帯用)
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257