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<VOL.198>”ふじのくに”静岡県情報

“ふじのくに”静岡県情報(その24)
暑い夏もようやく終わりを告げ、
澄み切った空や風に秋の訪れを感じる今日この頃です。
秋といえばやっぱり食欲の秋!静岡県は日本一高い富士山や日本一深い駿河湾をはじめとする多様な風土に恵まれ、生産される農林水産物は全国トップクラス。まさに食材の宝庫です。 今回は、静岡県の食材の逸品を紹介します。

♪ふじのくにのとっておき♪

静岡県ではこの多彩で高品質な農林水産物の中から、全国や海外に誇りうる価値や特徴を備えた商品を、県独自の認定基準に基づいて「しずおか食セレクション」として認定しました。「ふじのくに」のとっておきの逸品たちです。その中でも秋には海老芋や柿、桜えびなど旬を迎える商品がいっぱいです!


【海老芋】(9月末~3月上旬)
県西部地域で生産される海老芋は、その名の通り“海老”の形。
小芋を手作業で何度も丁寧に土寄せすることで、形を湾曲させ、独特の縞模様と海老の形に仕上げています。
肉質が細かく上品な口当たりで、高級料理用に珍重されています。

【するがの柿】(10月中旬~1月下旬)
「するがの柿」は県東部地域が原産の柿で、表面に4条の浅い溝があります。
甘みが強く、肉質もしっかりしていて、渋抜き後に長い間鮮度を保てるように工夫が凝らされています。
四ツ溝柿(よつみぞがき)という名前でも有名です。

【桜えび】
(10月下旬~12月、3月下旬~6月下旬)
秋の名物といえばはずせないのが、駿河湾の桜えび!
桜えびは国内では駿河湾でだけ漁獲される、水深300メートルほどの暗い深海にすむ生物です。

それが夜になると70から80メートルぐらいまで浮上してくるため、漁船は夕方に出漁し、夜間に漁獲します。
セリ市に積み重ねられた桜えびは朝の光を受けてひときわ鮮やかに輝き、その姿はまるでピンクの洪水!

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