2014.03.13 [■就航地情報]
<VOL.250>北海道のたからもの 「北海道畜産発祥の地」
3月も中旬だというのに、まだまだ寒いですね!
でも、一雨ごとに春の匂いが微かに鼻にスーッと入ってきているように感じます♪♪
皆さんにお届けしてきた北海道情報もこれが最後となってしまいました。
北海道情報最終回は、“少年よ大志を抱け”の名言で知られる、クラーク博士ゆかりの農場の紹介です。
これから信州も北海道も“春”を迎えます。
皆さんも是非、両方の春を満喫しに出かけてみてはいかがでしょう!!
青年たちが大志を抱いた北海道畜産発祥の地
「北海道大学 札幌農学校第2農場(札幌市)」
北海道大学・札幌キャンパス。緑豊かなキャンパスの一角に、クラーク博士が残した北海道畜産のモデルとなった施設があります。
1万数千㎡の草地に1戸の酪農家をイメージして作られた「札幌農学校第2農場」は、明治10年に建設されたモデルバーン(模範家畜房)および穀物庫が残っており、北海道大学でも最古の施設群です。モデルバーンの内部に展示されている農業機械群は、明治初期の農場開設時の輸入機械をはじめ、近代農業史を語る貴重な資料が含まれています。
1969(昭和44)年には、国内初の洋式農場建築としての価値、さらに北海道全域に畜産を広めた日本畜産の発祥地のひとつとして認められ、国の重要文化財にも指定されました。
(広い草地に大きな赤い三角屋根が映えるモデルバーン)
1モデルバーンは、1階が家畜舎、2階が干草を保管する乾燥収納庫として設計されていますが、その設計は、マサチューセッツ農科大の家畜房にならって同大学出身で札幌農学校第2代教頭だったホイラーが手掛けました。また、名称には、初代教頭・クラーク博士の「北海道農業の模範になってほしい」という思いがこめられていると言われています。
※ 札幌農学校第2農場は、現在工事のため平成27年5月末迄、敷地内の見学ができません。
◆北海道遺産ホームページ
http://www.hokkaidoisan.org/heritage/013.html
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