2017.10.17 [ その他 ]
いのちのバトン「骨髄バンク」
こんにちは 木曽保健福祉事務所のNです。
10月は骨髄バンク推進月間です。
全国では毎年約1万人の方が白血病などの重い血液の病気と診断されています。
治療は大きくわけて薬物療法と移植療法がありますが、移植療法は医学が進歩した現在でもドナーがいなければ成り立たない医療です。
骨髄バンクでは、患者さんへ移植する造血幹細胞を提供するドナー(骨髄提供希望者)を募集しています。
木曽合同庁舎1階の啓発コーナー
ドナー登録経験者に聞きました
「父が集中治療室に入院したのが登録のきっかけです。白い空間のベッドで機械から延びた管につながれている父をみた時、テレビドラマの白血病入院患者の姿が頭に浮かびました。集中治療室の雰囲気は一般病棟と違っており、自分の中でイメージできるのが他になかったからだと思います。父の退院後、私にできることをと思い骨髄バンクのドナー登録をしました。それまでにも骨髄バンクのことは知っていましたが、関心はありませんでした。保健福祉事務所で申込をし、登録のために2㏄の採血をしました。時間は説明時間も含め、全部で20分程度だったと思います。
登録後は毎年広報誌が郵送されてきました。そこにはドナーや移植を受けた方の体験談があり、次は私の番かなあと思いながら読みましたが、ドナーになることなく55歳になり登録終了となりました。新しい登録者がいなければ、年々登録者が減ってしまうと感じました。」
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