あじさい寺として知られる伊那市の深妙寺は、平安時代に権現山のふもと創建され、慶長5年(1600)現在地(西春近小出)に移りました。
歴史を感じさせる厳かな雰囲気が漂う境内や裏山一面を約200種 2500株のあじさいが咲き鮮やかな色彩で彩っています。
深妙寺のあじさいは、さまざまな品種のあじさいを一度に楽しむことができます。
ピンクや紫、白などの花が美しく咲き誇り、その色彩のコントラストは目を引きます。
あじさいを見ながらゆっくりと散策すると、花の美しさと深妙寺の静寂な雰囲気で森林浴ならぬ「あじさい浴」で心を癒やしリフレッシュしてくれます。
あじさいは「雨降花(あまふりばな)」とも称され、雨に濡れた姿が涼やかで風情があります。
花びらは直径数センチメートルから十数センチメートルほどの大きさを持ち、重なり合って球状または平らな形状を作ります。同じ花の中でも色合いが異なることもあります。これらの多様な色彩はあじさいの美しさを一層引き立てます。
そっとあじさいの根元を見るとマンネングサと呼ばれる黄色い花も咲いていました。
マンネングサといえば「 朝ドラ らんまん 」第12週に登場したマルバマンネングサの仲間ですね。
花は黄色く6~7月にかけて5枚の花弁を持つ星形☆彡の可愛いらしい花を咲かせます。
◇これいいかも!あじさいを楽しもう!・・・
その1)庭に毬のようなふっくらとした形のかわいいあじさいを挿し木で増やしましょう。
花が咲き終わった頃の6月から8月頃。
夏の剪定で切り落とした枝を利用して挿し穂にして、挿し木にします。(案外簡単です)
挿し木をして4年目のあじさい
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その2)ドライフラワーにしてみましょう!
あじさいのドライフラワーの特徴は、一輪でも存在感があります。
生花では見られないアンティークな風合いを楽しむことができます。
そこで、風通しがよく、直射日光の当たらない場所に逆さにして吊るして1週間ほどで、きれいなあじさいのドライフラワーができます
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