こんにちは、上伊那地域振興局林務課です。
5月の終わりに箕輪町にある箕輪北小学校6年1組(30名)の皆さんからのリクエストを受けて、林務課の林業普及指導員が森林学習指導を行いました。
長野県の森林の現況を学ぶとともに、森林の中に入って間伐作業です。
まずは教室で林務課普及係のおじさん(林業普及指導員)から森林・林業の現状と課題についてのお話を聞きました。
子どもたちは静かに聞きながら熱心にメモを取り、長野県の森林について、いろいろなことを知ることができた様子でした。
続いて、学校近くの森林に移動して、森林所有者の有賀さんと林業普及員指導員がチェンソーを使った伐採を実演しました。子どもたちは樹高8m余りのヒノキのが倒れる音に驚いた様子でした。伐採する様子を見学した後は、各班に分かれ、伐採されたヒノキ(8本)の玉伐り、枝払い、皮むきの作業を行いました。ノコギリを初めて使う子供もいましたが、指導者から丁寧に使い方のコツを教えていただき、楽しく作業できました。
安全な立木の伐採の仕方を学び、また、ノコギリを使っての枝払いや玉切り、「ツルツル」と剥ける皮むきは子どもたちにとって、とても面白く貴重な体験となりました。
作業終了後は、班ごとに森林学習体験の感想発表がありました。
お礼の手紙から(一部抜粋)
・木の知識や木の切り方などを教えてくれたありがとうございました。
・初めて間伐をしたのでとても貴重な体験でした。
・木の皮をむくのがとても楽しかったです。
・とても貴重な経験でした。
・子どもたちは初めてのことばかりで感動していました。
後日、大きな感想文が届きました。指導した職員は感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
次回は、地元の工務店さんの協力いただき、今回伐採した間伐材を使ったベンチづくりを予定しています。
将来は、今日の体験をきっかけとして森林に興味を持ち、地域の森林を手入れする大人が育つことを期待しています!!
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