2017.05.30 [ その他 ]
山に植える木はどこからくるの?~長野県中箕輪採種園のご紹介~
こんにちは!
林務課のkです。
突然ですが、皆さんは「採種園」をご存知でしょうか?
簡単に説明すると、山に植えるための苗木の種を採る場所です。
県内には7カ所の採種園があり、そのうちの1カ所がこの上伊那にあります。
その名も「長野県中箕輪採種園」!
今回はこの中箕輪採種園についてご紹介したいと思います。
中箕輪採種園が造成されたのは昭和44年。(今から48年前!)
面積は約5ヘクタール。(東京ドームと同じくらいの広さ!)
山の中の採種園が多い中、箕輪町の県道与地・辰野線沿いの比較的平地に位置します。(長田の森の南側!)
優良な遺伝子をもったヒノキやアカマツ、カラマツの種がここで生産されています。
ここで採取された種を県内の苗木生産者の方々が大切に育てて、やがて信州の山々に植えられるのです!
さて、この中箕輪採種園では、昨年から今年にかけて大きな変化がありました。
苗木のニーズに応えるため、これまで植えられていたヒノキやアカマツの一部を伐採し、新たにカラマツを植えることになったのです!
長野県のカラマツの種は全国で大人気なんですね~!!
その場所がこちら。
昨年の夏にはこんなに大きな木が立っていましたが・・・
年明けには伐採が進んで、開けた土地になりました。
こんなに広かったなんてびっくりです!!
そして5月10日、待ちに待ったカラマツの苗木が到着!
この日は小雨気味でしたが、苗木を植えるにはよい条件♪
職員そろって現場に急行し、一本一本丁寧に植えてきました。
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