9月10日(土)に伊那市高遠町でミドリナカフェが開催されました。
ミドリナカフェは、伊那市ミドリナ委員会が開催する森の楽しみ方を話し合うイベントです。
伊那市ミドリナ委員会HP→ http://midorina.jp
今回は、森にある木々が私たちの暮らしに届くまでのプロセスを知るために、上伊那森林組合の主伐現場を見学しました。
では、その様子をリポートします♪♪♪
スタッフ「集合~ えっ、、、こんなに来てくれたの?」
上伊那森林組合「真ん中にあるカラマツは芯腐れで、こうなる前に利用をしたいです」
上伊那森林組合「奥で動いているプロセッサで木材を玉切りします」
参加者「おお~っ 凄いな」
上伊那森林組合「ここは昨年伐採し今年カラマツを植栽しました」
上伊那森林組合「植えたカラマツはとても成長がよく、適地適木(てきちてきぼく)だと思います」
参加者「植えた後の手入れはどうするんですか?」
上伊那森林組合「生えてくる雑草に負けないように数年は下草刈りをします。二ホンジカの食害に遭わないように周囲にネットを張っています」
参加者「山を作るには随分と手間がかかるんですねえ」
上伊那森林組合「例えばボランティアで参加したいということであれば、苗木に絡む蔓(つる)を切っていただくだけでも助かります。蔓はとても多く、蔓が巻き付くと苗木をダメにしてしまいます。」
見学が終わった後は近くの木陰で意見交換会をしました。
事務局「戦後に植林された林齢の高い森林が多く、若い森林は極端に少ない状況です。少しずつ主伐し新たな森林に若返らせないと50年後の次世代に森林を引き継ぐことができないかもしれませんね」
参加者「そのためには地域の木を使うことが大切かと思いますが、どうすればこの地域の木を使えるのでしょうか?」
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